2021年上半期(2021年1月~6月)にCREA WEBで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。ビューティ&ライフスタイル部門の第5位は、こちら!(初公開日 2021年3月27日)。
「美肌になりたくてお手入れをしているのに、肌悩みがちっとも改善されない」という場合、間違ったお手入れに陥っているケースが多い。
お手入れを工夫したり化粧品をグレードアップするより、まず間違いを取り除くだけで、肌悩みはすっと消えるもの。内科・皮膚科医の友利 新先生と一緒に、やめるべきスキンケア習慣の具体例を考えてみた。
[NG習慣その1] クレンジングをマッサージしながら時間をかけてする
◎クレンジングはメイクの度合いに合うものでパパッと手早く


「クレンジング料には、メイクを浮かせてすすぎ落とすための界面活性剤が入っています。長時間マッサージを行うと、界面活性剤が肌に悪影響を与えます。自分に合ったクレンジング料を選び、短時間で落とすことが肌を守るカギに」(友利先生)

B:みずみずしく、洗い上がりはしっとり。ニーゼロネオ ウォーターホールドクレンジングジェル 150g 4,000円/Hug&Smile
C:じんわり温かい感触。バームオレンジ 100g 3,200円/ラフラ・ジャパン
D:メイクが素早く浮き上がる。KANEBO インスタント オフ オイル 180mL 3,500円/カネボウインターナショナルDiv.
しっかりメイクにはこすらず落とせるオイルやバームタイプ、ライトメイクにはジェルタイプ、中程度のメイクにはバランスのいいクリームタイプがおすすめ。
イグニス
フリーダイヤル 0120-664-227
https://www.ignis.jp/
Hug&Smile
フリーダイヤル 0120-410-491
https://20neo.jp/
ラフラ・ジャパン
フリーダイヤル 0120-510-564
https://www.rafra.co.jp/
カネボウインターナショナルDiv.
フリーダイヤル 0120-518-520
https://www.kanebo-cosmetics.co.jp/
[NG習慣その2] 化粧水をコットンで100回パッティング
◎コットンの繊維は肌を傷つける。なでるように優しく使って


「コットンを使うこと自体は悪くないのですが、問題は摩擦です。100回もパッティングすると、どうしても化粧水の量が足りなくなり、コットンの繊維で肌をこすって刺激を与えることに。角層のバリア機能が乱れ、乾燥肌の一因になります」(友利先生)
2021.08.07(土)
composition & text=Mari Otsuka
photographs=Sodai Yokoyama(model), Hirofumi Kamaya(cut out)
hair & make-up=Tomoko Okada(TRON)
styling=Makiko Gibson Miura
model=Mitsuki Shiina