◆吹割の滝
吹割の滝は高さ約7メートル、幅約30メートルの横に長い珍しい滝で、東洋のナイアガラとも呼ばれる日本を代表する名勝。
清流の侵食によって多数の割れ目ができた河床の岩盤は、まるで巨岩が吹き割れたようで、その岩の割れ目に流れ込んだ大量の河水が滝つぼに跳ね返り、水しぶきを吹き上げる様子から、その名がついたとされている。
美しく荒々しい地形と豪快に流れる滝の姿は大迫力で、見ているだけで気分爽快だ。
吹割の滝(ふきわれのたき)
所在地 群馬県沼田市利根町大字追貝
https://www.city.numata.gunma.jp/kanko/fukiware/
◆高津戸峡
渡良瀬川中流に位置する高津戸峡は、「関東の耶馬溪」と讃えられる美しい渓谷。
わたらせ渓谷鐵道の大間々駅から徒歩10分弱と、アクセス良好な大自然を満喫できるスポットだ。川の上流にあるはねたき橋と下流にある高津戸橋からの眺めが素晴らしく、深緑に囲まれた雄大な渓谷美を望める。
また、はねたき橋から高津戸橋までは約500メートルの遊歩道が整備されており、渓谷内にあるゴリラ岩やスケルトン岩などの奇勝を間近で見ることができる。
高津戸峡(たかつどきょう)
所在地 群馬県みどり市大間々町高津戸
https://16106midori.jp/spot/play/8/
2021.07.25(日)
文=佐藤由樹