おじいちゃん、おばあちゃんの時代から今に続く歴史あるお菓子。現代生まれなのになぜか懐かしいパッケージのスイーツ。各都道府県のアイコンとなるような愛されお菓子が一堂に!
#36 徳島県
◆ボン・アーム「藍びすこってぃ」
藍色着物の美人が振り向く素朴でかわいい品
“病気にさせない”をモットーとする調剤薬局で、食用藍の普及にも力を注ぐボン・アームが作るお菓子。パッケージには藍色の着物を着た見返り美人がデザインされている。
ジャパンブルーとも呼ばれる深く鮮やかな藍色を染め出す阿波藍は、江戸期に徳島県で発展し、綿着物の染料として日本中に広まった。
その歴史から染料としてのイメージも強いが、国産藍の名産地・徳島県では食用としての活用が進んでいる。
2021.05.19(水)
文=Five Star Corporation
写真=釜谷洋史