2021年5月26日(水)20:15(20:20月食)に、月は満月となります。

 約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、射手座に入座しています。

 この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。

赤銅色の皆既月食の日は事故に気を付けて

 2021年の射手座の満月は年間最大の満月(俗にいうスーパームーン)。

 しかも皆既月食を伴うのでちょっと特別です。

 晴れていれば、夜の8時20分過ぎには赤銅色に染まる幻想的な皆既月食を観測することができます。

 この日は未知の世界への憧れが高まり、旅や冒険へと心が駆り立てられます。

 外国人と交流したり、異文化に触れたりするとよいアイデアが湧きます。

 また宗教や哲学といった深遠な世界を通じて、“生きる意味”を見出す人もいるでしょう。

 ただしこの日は満月に対し、魚座を運行する木星がスクエア(90度)の不調和角を形成。

 “ほどほど”という言葉とは無縁になり、何事もやり過ぎの傾向が目立ちます。

 オーバーワークに夜更かし、遊び過ぎ、暴飲暴食などに気をつけて。

 アメリカ先住民によると、5月の満月はミルクムーン(乳月)、ヘアームーン(兎月)、フラワームーン(花月)などと呼びます。

 数年に一度しか起こらない皆既月食は、自然が織りなす奇跡の天体ショーです。

 月食の直後には、事故や事件が起こりやすいのも事実。

 夜遊びはほどほどに切り上げて帰宅するのが賢明かも。

〈『ムーンブック2021』(ディスカバー)より〉

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岡本翔子 (おかもと しょうこ)

占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、17年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。

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