2021年4月27日(火)12:33に、月は満月となります。

 約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、蠍座に入座しています。

 この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。

だれにも告げずにマイブームを究める

 今年のGWの直前に月は蠍座で満月になります。

 蠍座の満月というと、こんな英語が浮かびます。Labor of love-直訳すると愛の労働、だれに認められなくても、お金にならなくても、やりたいことに情熱を捧げる、という意味。

 好きなことのためだったら、寝食を忘れて夢中になれる日です。

 特にこの満月には、探究心がつきものです。また本来ならお祭りムードの満月ですが、蠍座の満月の日は、こっそりとだれにも告げずに、マイブームを究めるという在り方がふさわしいでしょう。

 また蠍座の満月は、もっと仲良くなりたいと思う人との距離を縮めてくれます。パーティで大騒ぎするというより、二人きりで親密な時を過ごすのに適しています。

 アメリカ先住民たちは、4月の満月をシード-ムーン(種子月)、ビッグウィンドムーン(大風月)、ピンク・ムーン(桃色月)と名づけていました。

 あなたとだれかの間に、友情や愛情という名の種が育ちますように。

〈『ムーンブック2021』(ディスカバー)より〉

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岡本翔子 (おかもと しょうこ)

占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、17年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。

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