
古くから沖縄で愛されてきた伝統玩具・琉球張り子。
素朴でかわいい手作りの品々は何とも微笑ましくて、一度手にしたら、たまらずコレクションしたくなるはず。
琉球張り子の伝統を受け継ぐ逸品に出会う
◆那覇・おもろまち【沖縄県立博物館・美術館 ミュージアムショップ「ゆいむい」】


琉球王朝の城(グスク)をモチーフにした壮麗な建築も見どころで、沖縄の歴史文化から個性的な芸術作品まで、多彩な展示が魅力的な沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)。
ミュージアムショップも沖縄の伝統工芸をはじめ、豊富な品揃えで人気だ。
張り子好きにとっては、琉球玩具の第一人者だった故・古倉保文さんの世界を受け継ぐ中村真理子さんの作品が手に入るのがうれしいところ。
昔ながらの素朴で愛嬌ある表情がたまらない。


B:〈モーヤー ブトゥキ(舞踊人形)〉3,538円。
C:端午の節句の縁起物〈鯉乗童子〉6,154円。
沖縄県立博物館・美術館
ミュージアムショップ「ゆいむい」
所在地 沖縄県那覇市おもろまち3-1-1
電話番号 098-941-0749
営業時間 9:00~18:00
定休日 月曜(休日の場合は翌日)、メンテナンス休館あり
※ショップのみの利用は入館料なし
https://okimu.jp/guide/shop/
2021.02.06(土)
Text=Shojiro Yano
Photographs=Atsushi Hashimoto
CREA Due 2021年1月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。