塩糖水の作り方と漬け方

 混ぜて漬けるだけ。まとめ買いした食品をそれぞれ漬けておけば、平日はヤリクリできます。

 調理法が決まっていなくても大丈夫。取りあえず漬けちゃいましょう。


塩糖水の作り方

肉や魚 200〜300グラムに対して
・塩(粗塩):小さじ2/3(約3グラム)
・糖(砂糖):大さじ1/2(約5グラム)
・水:100ミリリットル

 :保存性を高めて味を決める塩。塩糖水に漬けたものをただ焼くだけでも均一に塩味がつき、おいしく食べられます、

 砂糖:たんぱく質を縮みにくくする働きがあり、保水性が高まります。甘みを感じるほどの量ではないので、味に影響はありません。

 :塩と砂糖を溶かすことにより、肉や魚に均一に液を行き渡らせます。ポリ袋に塩糖水を作り、食品全体が浸るようにします。

実際に塩糖水を作って漬けてみましょう

●STEP1 塩糖水を作る

 ポリ袋に塩、砂糖、水を入れて巾着状に上部を寄せ、袋をふって溶かす。袋に少し空気が入っているとふりやすい。

●STEP2 塩糖水に漬ける

 肉や魚を入れ、全体に液が浸るようにならす。空気を抜いて口を縛り、冷蔵庫で3時間以上おく。バットにのせておくと万が一ポリ袋が破れても安心です。

 ※肉なら4〜5日、魚なら2〜3日は保存可能です。

上田淳子(うえだ・じゅんこ)

料理研究家。調理師専門学校の西洋料理研究員を経て渡欧。ヨーロッパや日本のレストランなどで修業後、家庭でも再現しやすいシンプルフレンチや、無理しない「ふだんの食事」をベースに料理家として幅広く活躍する。プライベートではすでに成人した双子の母。子育てと仕事の両立経験を活かしたリアルなレシピが好評。

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