2020年10月17日(土)4:32に、月は新月となります。

 約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、天秤座に入座しています。

 この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。

出来事を公平に扱う力を授けてくれる

 天秤座の象徴、正義の女神が持つ剣と天秤ばかりは、司法や裁判の公明さを表すものとして知られています。

 天秤座の新月は、周囲の人や出来事を公平に扱う力を授けてくれます。

 バランスの取れない物事に理性の光を当てて公平なジャッジをするのに最適な日です。

 また天秤座のキーワードである“パートナーシップ”について考えを巡らし、理想の結婚相手や結婚生活を手に入れるための行動を開始するのもよいでしょう。

 ただし2020年のこの日は、新月に対し山羊座に位置する土星と冥王星がスクエア(90度)を形成。

 人に厳しい目を向けてしまう傾向があります。天秤座は「美」を司る星座でもあります。

 あなたの環境を美しいもので満たせば、明るい未来を信じる気持ちになれます。

 この日のうちにあなたの夢や希望を書き記せば、月が満ちるようにあなたの「願い」が育っていくことでしょう。

〈『ムーンブック2020』(ディスカバー)より〉

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岡本翔子 (おかもと しょうこ)

占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、18年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。毎年秋、『MOONBOOK』発売後には、様々なセミナーやイベントを各地で行っている。

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