青森の伝統工芸を 手ぬぐいにプリント
手ぬぐいもいくつか種類があって、どれを買おうか迷ってしまいますね。その中でもおススメしたいのが「雪ななこ手ぬぐい」。
津軽塗の一種であるななこ塗は、模様が魚の卵(ななこ)に似ていることからその名前が付けられました。
青森の伝統工芸を手ぬぐいから学ぶことができますし、鮮やかな発色がとにかく美しい。これをきっかけにななこ塗や津軽塗に興味を持つことになりそうな、ハッと目に留まる一品です。
前述したとおり、この美術館ではロゴマークや館内のサインにも工夫を凝らしています。
その美術館のブランドイメージをきちんと踏襲した、クリアファイルや鉛筆も良い佇まいです。ロゴマークをあしらったシンプルなデザインで、普段使いにもピッタリ。
ミュージアムショップには他にも、収蔵作品に関連する商品や、地元作家の作品も並んでいます。
なので、自分用にお買い物をしたり、青森旅行のお土産に購入したりするのはもちろん、青森という土地を深く知る入り口として、ミュージアムショップやミュージアムグッズを活用してほしいです。
作品を鑑賞して、館内を堪能して、ミュージアムショップに行って……という一連の体験が、より一層、青森に関心を寄せる契機になると良いなぁと思っています。
青森県立美術館
所在地 青森市安田字近野185
電話番号 017-783-3000
開館時間 9:30~17:00 ※令和2年度中は、夏時間の営業は見送り
[通常の開館時間]
10月1日~5月31日 9:30~17:00(受付締切16:30)
6月1日~9月30日 9:00~18:00(受付締切17:30)
料金 常設展は一般 510円、大学生・高校生 300円、中学生・小学生 100円 ※企画展は展覧会ごとに定める
休館日 毎月第2、第4月曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始
※そのほか展示替えによる休館日はサイトを確認
http://www.aomori-museum.jp/
※表記の価格はすべて税込み
大澤夏美(おおさわ なつみ)
ミュージアムグッズ愛好家。札幌市立大学でメディアデザインを学び、北海道大学大学院文学研究科にて博物館経営論の観点からミュージアムグッズを研究し修了。現在も全国各地のミュージアムグッズを追い求めている(収集は1,000点以上)。様々な媒体で、博物館経営論の見地からおすすめできるミュージアムグッズを紹介。ミュージアムグッズを通じて博物館の魅力を広める活動に邁進している。note:https://note.com/momonoke
日本全国
ミュージアムグッズの旅
2020.08.29(土)
文=大澤夏美
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