#02「クロスティーニ カプレーゼ」の作り方
![クロスティーニ カプレーゼ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/d/-/img_6d10b9423423aead03c9542dfc4564ad81183.jpg)
日本でもおなじみの、トマトとモッツァレラチーズを交互に並べて食べるカプリ島の郷土料理「カプレーゼ」。
今回はそんなカプレーゼを、「クロスティーニ」にします!
バルサミコ酢で仕上げるのもポイントです。
今回使うのは、「ボッコンチーニ」という、ひと口サイズのモッツァレラチーズ。最近、日本のスーパーなどでも手軽に買えるようになりました。
ちなみに「ボッコンチーニ」とは、イタリア語で“ひと口サイズ”という意味で、チーズ以外にもお肉やお魚、お菓子など色んなものに使います。
以前、イタリア人の友人に日本のサイコロステーキを説明するときに「牛肉のボッコンチーニのステーキだよ」と言ったら、ちゃんと伝わりました!
■材料(2人分)
・バゲット:4~5cm
・プチトマト:8個
・モッツァレラチーズ(ボッコンチーニ):適量
・バジル:2枚
・オリーブオイル:小さじ2
・塩こしょう:適量
・バルサミコ酢:小さじ2
■作り方[所要時間:10分]
(1) バゲットは約1センチ幅に切り、トーストする。
(2) プチトマトは4つ切りに、ボッコンチーニは半分に切る。バジルは小さく手でちぎる。
(3) バゲットの上に、(2)をバランスよく並べ、塩こしょうをして、上からオリーブオイルとバルサミコ酢をかける。
★Point
バルサミコ酢はかけすぎないように。
#03「マグロとイタリアンパセリのクロスティーニ」の作り方
![マグロとイタリアンパセリのクロスティーニ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/1/-/img_8143b2906266e06416292f302ec9bfe892126.jpg)
イタリアでも、よく食卓に並ぶマグロ。
以前、取材のため、イタリアで一番大きな魚市場に行きましたが、日本のように、マグロを部位ごとにさばかず、大きなのこぎりのようなもので、頭から尻尾まで筒切りで切っていました。
そのため、イタリアのスーパーでは、大きな塊で売っていることが多いです。
イタリアに滞在していたとき、炭火で焼いた3センチほどの厚切りのマグロに、レモンとオリーブオイルをかけたものを食べましたが、シンプルでとても美味しかったです。
日本はお刺身がどこでも手に入るので、今回はお刺身を使ったオリジナルレシピをご紹介します!
大葉との相性が良いように、イタリアのハーブと合わせても美味しいマグロ!
ちょっと変わり種のクロスティーニです。
■材料(2人分)
・バゲット:4~5cm
・マグロ(生):100g
・イタリアンパセリ:2本
・ケッパー:6粒
・レモン汁:小さじ2
・レモンの皮:少々
・オリーブオイル:大さじ1
・塩:少々
■作り方[所要時間:10分]
(1) バゲットは約1センチ幅に切り、トーストする。
(2) マグロは約1センチ角に切る。
(3) イタリアンパセリは、茎から葉だけを取り、粗みじん切りにする。
(4) ボウルに(1)~(3)を入れ、塩とレモン汁、オリーブオイルを入れて軽く混ぜる。
(5) バゲットの上に、(4)を盛り付け、上からレモンの皮をすりおろす。
★Point
(4)でマグロをレモン汁に長くつけると変色するため、食べる直前にサッとあえてください。
2020.08.13(木)
文=齊藤奈津子
撮影=佐藤 亘