こんにちは、新人美容研究家のにらさわあきこです。
このところ、目尻のシワに悩んでいる私なのですが、知り合いのSNSでシワに直接鍼を貼るという画期的な解消策を発見! 真似したところ私にはとてもよかったので、ご報告したいと思います。
小ジワではなく本気ジワにケア
その前に、私の「シワぶり」をご説明しておきますと、小ジワではなくて、本気ジワです! くっきりと深いシワが目尻におよそ3本……時には5、6本刻まれる状態です。
これらは以前からあったわけでなく、去年の夏に突然できました。去年は、異常に暑かったですよね。そのため、夏バテをしてしまい、顔がげっそりと痩せたのです。そしたら、目がガクッとくぼみ、余った皮がシワになりました……。
からくりとしては、「目が痩せる→脂肪がなくなる→目がくぼむ→皮が余る→シワできる」ということでしょうが、そりゃあもう、嫌でした(今も……)。
そこで、秋以降はシワの改善に力を入れているのですが、知り合いのSNSを見ていたら、「シワ解消のために貼るタイプの鍼を使っている」というのです。
「鍼でシワを解消できるの?」と衝撃を受けたのですが、発信者は、私が信頼している鍼灸師の原一恵さん。都内に8店舗の鍼灸治療院を展開するコリトレールグループ鍼灸院の広報担当者で、美容鍼メニューなども考案する美と健康に関するプロです。
彼女が実践していて「オススメだ」というのだから、「いいのかも?」と思い、試すことにしました。私の実感レポートがこちら。
円皮鍼はサイズも数種類
使うのは、貼るタイプのとても小さくて短い鍼です。
鍼灸界では、「円皮鍼(えんぴしん)」と呼ばれているようです。
円皮鍼自体は、遠い昔に鍼を耳に貼る「耳鍼ダイエット」が流行ったときに、見た記憶がありました。
そういえば、先の鍼灸院で鍼治療を受けた数年前に「家で貼るといいですよ」ともらっていて使わなかったサンプルがあったので、それを取り出しました。
その商品は、ネットで検索したところ、セイリンと言うメーカーの「パイオネックス 円皮鍼」(イエロー)というものでした。
ホームページの規格表を見ると、このメーカーの鍼には長さにバリエーションが5つあり、色によって分かれているようです。
太さは統一で0.2ミリ。長さは、0.3ミリから1.5ミリまで。もらっていた黄色は2番目に短い0.6ミリのものでした。
教えにやってきてくれた原さんによると、「痛みや違和感なく貼れるサイズを選択しています」とのこと。
ちなみに、原さんの治療院では、「鍼=痛い」というイメージを払拭するために、「プチ鍼」と呼んでいるとのことですが、針ありタイプを使えるのは、鍼灸師の方のみ。
私たちは、ドラッグストアなどで針のないタイプを購入できるとのことでした。
では、原さんに指導していただきながら貼っていくことにしましょう。
まずは、教わった注意点から。
・シワの起点に貼るのがオススメだが、目元は繊細なので、目の下のクマができる皮膚が薄いところを避け、シワの真ん中あたりに貼るといい。
・顔の皮膚は繊細なので、シールを貼ってかゆみが出たり違和感を感じたりするようなら、即やめる。
・体に貼る場合は、取れるまで(5日間程度)貼っても良いが、顔は雑菌が入る恐れもあるので、1日を限度とし、最初は反応を見る意味でも、3~5時間にとどめて様子をみる。
・慣れたら、夜のお手入れの後、貼りたい場所に貼って、そのまま寝て、朝に取り外してもOK。
・1回に貼る数は、何個でもいいが、原さん個人は目尻のシワ3本を悪化させないよう、片目3カ所ずつ貼っている。
……など。
貼り方は、刺したい箇所に軽く置いたら、上から軽くトントン、と押してあげるといいとのことでした。
Instagram ⇒ https://www.instagram.com/p/B6osB-wgACm/
とても短い鍼でしたが、「何かを刺した感」はあります。とはいえ、痛くはなく、「ここに刺激を与えたな」という印象です。
イメージとしては、「ほどよい刺激が与えられた」感じでしょうか。
Instagram ⇒ https://www.instagram.com/p/B6o-XPzgCVQ/
2020.02.16(日)
文・撮影=にらさわあきこ