CREA WEBでも大活躍中の視える占い師、流光七奈さんによる人気著書『厄除け・開運・パワースポット ニッポンの神社 2019‐2020』より、お参りにまつわる記事を特別に大公開。

 初詣に行く前にきちんとしたお参り作法をチェック!


お参りの前に……
まずは神社にアポ取りを

 神社にお参りをするときは、前日でも、もしくは直前でもいいので、神社の方角に自分の名前と住所をいい、「これからお伺いしますので、よろしくお願いします」といっておくと、神様も歓迎してくれます。

 また、ふつうの神社ならそれほどかしこまる必要はありませんが、伊勢神宮は別格です。ここが祀るのは、日本の神話に登場する「天照大神」という太陽を神格化した神様。古今東西、太陽神といえば、いちばん中心にある、最高神です。

 ですから伊勢神宮に参拝する前には、事前に名前と住所、感謝を述べること。お風呂に入り、男性ならスーツ、女性も失礼のない服装が望ましいでしょう。気合いを入れる場合は、参拝の1週間前から肉断ちをする人もいます。

 また、神社に「お願い事をする」という意識のかたが多いと思いますが、「こんな願いをかなえるにはどうしたらいいですか」と、ご相談するという形をとるといいでしょう。他力本願ではなく、自分ががんばることが大前提。

 「これとこれでは、どちらがいいでしょう」とご相談してみるのもいいですね。かないやすいのは、子孫繁栄、家内安全、商売繁盛というような、昔ながらのお願いです。

 また、「ライバルに勝つために何をがんばったらいいですか」というのはOKですが、「ライバルが不幸になりますように」とか、「不倫相手が奥さんと別れますように」というお願いをすると、逆に自分のほうが神様に見放されてしまいます。

 神様は、性に対しては、割とおおらかなのですが、人を不幸にしたりするような欲望は好みません。

流光七奈の開運アドバイス!

お参り後は、神様への相談の返事が聞きたいもの。何か答えになるようなキーワードがひらめくことも。お参りのあとは、感覚を研ぎ澄ませておくと、何かピン! とくるサインがあるものです。またおみくじを引くのも◎。

2019.12.31(火)