上品で奥深いジャパニーズウイスキーを飲み比べる
京都生まれの繊細で上品な味わい(左)
ウイスキー造りの理想郷であり、日本のウイスキー発祥の地で生まれた日本を代表するウイスキー。華やかで気高い香りとまろやかで奥行きのある味わいを楽しみたい。
サントリーシングルモルト ウイスキー 山崎12年
¥7350(700ml)/サントリー
クリアなテイストは山梨の自然の恵み(右)
爽やかな柑橘系の香りとほのかなスモーキーさを併せ持つ、クリーミーで透明感のある一本。おつまみには燻製を、割り水やチェイサーは「天然水〈南アルプス〉」がおすすめ。
サントリーシングルモルト ウイスキー 白州12年
¥7350(700ml)/サントリー
華やかでエレガントな北の森のウイスキー(左)
余市と並ぶニッカの聖地、緑豊かな仙台・宮城峡で育まれた森のウイスキー。フローラル系の華やかな香りとフルーティな甘酸っぱさがあり、やわらかな味わいがエレガント。
ニッカシングルモルト 宮城峡12年
オープン価格(700ml)/アサヒビール
雪深い北の大地が育んだパワフルな味(右)
樽熟成香と穏やかなピート香、長く持続する豊かな味わい。スコットランドに近い風土を求めて辿り着いた、ニッカの原点ともいえる余市ならではの薫り高く力強いモルト。
ニッカシングルモルト 余市12年
オープン価格(700ml)/アサヒビール
2012.11.15(木)
text:Noriko Wada
photographs:Taro Terasawa
styling:Motoho Joh
cooking:Kyoko Salbot