ご飯に汁もの、メインのおかずに副菜が揃った定食は、見た目はもちろん食後の満足感もひとしお。

 今回は、各店のこだわりがギュッと詰まった、とっておきの和のランチをご紹介します。


きょうや食堂の
「チキン南蛮 アボカドソース」

●推薦人:
渡辺P紀子さん

チキン南蛮 アボカドソース 1,200円(税別)

 カリッと揚がった唐揚げの上にのっている緑のソースは、実は、栄養の宝庫アボカドのソースです。チキン南蛮にアボカドとは珍しい組み合わせでしょ。これがなかなかの名コンビ。

 レモン汁と合わせたアボカドのおかげでさっぱりといただけるから、夏に人気なんだとか。

 野菜もたっぷり。人参のラペも添えられています。定食に添えられる小鉢は、旬の野菜たち。毎週替わるそう。

さば味噌煮定食 980円(税別)。何と、3時間半蒸してから、味噌と調味料を加えてじっくりと煮込んださばは、骨までホロホロ。こんなさば味噌煮、初めて食べました。

 今日は、春キャベツの和風コールスローにカボチャのそぼろ煮、それに自家製の漬物です。ご飯は白米か五穀ご飯のどちらかをチョイス。

 国立市は谷保の駅からほど近いこちら、おいしい手打ち蕎麦と酒肴の店〈手打ちそば きょうや〉の姉妹店。

削りたて!おかか定食 600円(税別)。大根おろしとしらすがたっぷり添えられる上、小鉢も付いた超リーズナブルな定食。カツオ節の香りに食欲増進。

 〈きょうや〉店主・中村直樹さんが「こだわるだけこだわった定食屋です。ここまで丁寧に作っている店は、そうはないと思います」と胸を張るだけあって、ぬか漬けのぬかみそはもちろん、味噌汁の味噌も自家製。

 出汁は日高昆布と削りたての本枯節で。ご飯は、新潟県燕市の契約農家の減農薬のコシヒカリを、毎朝、大きな羽釜で炊き、藁焼きカツオ丼のカツオは藁で燻しています。

 店をきりもりするのは、主婦シェフの大角恵子さん。オープンキッチンだから、大角さんの動きは丸見え。

 そのせいか、常連さんは魚の焼き加減までお願いしちゃうとか。お昼だけしか営業していないのが残念ですが、近所にあったら、毎日通いたい店です。

きょうや食堂

所在地 東京都国立市富士見台1-10-5
電話番号 042-843-0150
営業時間 11:30~14:00
定休日 土、日曜
価格 600円~
カード利用 不可
席数 16席
おすすめの人数 ひとりで大丈夫
※ポテトサラダ、おからコロッケ、こだわり油揚げさっと焼き各 380円、チキンカツ1個/ 160円、いわしフライ1枚/ 400円、角煮 900円などなど、昼から飲める一品料理が大充実。
https://www.kyouya-yaho.com/

2019.06.25(火)
Text=Michiko P Watanabe
Photographs=Nanae Suzuki

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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