免税店のレベルを超えた
総合アミューズメント施設
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バンコクの中心地に2018年1月18日、敷地2万2000平方メートルにもおよぶ、タイ最大の免税店「キングパワー・ランナム」がリニューアルオープン!
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切妻屋根などにタイの伝統建築が見てとれるコンテンポラリーな建物は、総額25億バーツ(約84.5億円)をかけて全面リニューアルしたもの。これまでの“免税店”の枠を超えた、ショッピング+美食+体験の総合アミューズメント施設といえそう。ツーリストにうれしいサービスも導入し、新たな装いとなったキングパワー・ランナムの魅力をお伝えしよう。
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スカイトレインの「ヴィクトリーモニュメント」駅からの無料送迎のトゥクトゥクが乗り付けるエントランス付近に、ツーリストにうれしいサービス&施設が集合している。スーツケースも入るロッカールームと一息つけるトラベラーズラウンジ、コンシェルジュカウンター、そしてVATリファンド(付加価値税の払い戻し)カウンターなど。
帰国の間際に立ち寄ってショッピング(免税品の買い物は搭乗5時間前まで)を楽しむことができるし、何かしら購入すれば空港送迎のサービスも利用できる。夜のフライトの人は狙い目かも。
ちなみに、計量器も置いてあるので、スーツケースが重量オーバーにならないよう調整もここで可能だ。
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キングパワー・ランナムは1~3階からなり、それぞれのゾーンにテーマが立っている。
“グラマラスゴールド”をコンセプトに掲げた1階は、プラダやグッチ、ヴァレンティノなどのワールドクラスのラグジュアリーブランドが中心。たとえばグッチならバンコク市内のデパートで購入するよりも10%お得だ。また、30以上のブランドを取りそろえたサングラスコーナーもある。
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2階はマルチ・ファッション・ゾーン。カジュアルなブランドやコスメ、時計コーナーなどがある。
“魅惑のオーキッド”をコンセプトにしたビューティクラブ(コスメコーナー)内の「スパ&アロマセラピー」コーナーには日本未入荷のブランド「Divana」や、日本でもおなじみの「Harnn」など、タイ・コスメもラインナップ。この階には50近くの時計ブランドも集結。
2018.04.05(木)
文・撮影=古関千恵子