ワンランク上の調理道具を贈る時には、食いしん坊心と、美しく使える機能美を兼ね備えた逸品を選びたい。料理好きが推薦する理由に納得。
食いしん坊が集まるキッチンに
東京とフランスを行き来する鈴木純子さん。今回選んだのは、フランスのナイフと、日本の道具二つだ。「日本の老舗の道具は素晴らしいですね」と語る。
「野田琺瑯」のバットも、ガラス作家ピーター・アイビー氏とスタイリスト高橋みどりさんとのコラボ、KOBOシリーズのガラス容器も、実用性がありながら佇まいそのものがサマになる。料理好きだからこそわかるプレゼントのツボがここにある。
B. バット 約15.5×12.5cm~32.7×24.5cm 900~1,500円/野田琺瑯
C. オリーブモデル2本セット 21.7cm 40,000円/W
A. PETER IVY / 流動研究所の
「glass wide(LL)、futa(LL)」「kaku(L)」「coffee jar」
器にも、グラスにも、保存容器としても使える自在な汎用性が特徴。「豆など保存食を入れています」。フタはトレーがわりにも。
B. 野田琺瑯の「バット」
「真っ白で清潔感があり、においがつかないのも琺瑯ならでは。直火もオーブンもOKで、そのまま食卓にサーブできます。入れ子にしてコンパクトに収納できるのもいいところ。懐が深い道具ですね」
C. Percevalの「ナイフ」
パリの1ツ星レストランのオーナーシェフだったイヴ・シャルルによるペルスヴァルのナイフは、すべて手仕事によって仕上げられる。「その切れ味は、肉を切っても肉汁が出ないほど。カトラリーも料理の一部なんだということを実感させられました」
流動研究所
http://peterivy.com/
野田琺瑯
電話番号 03-3640-5511
http://nodahoro.com/
●Recommender
鈴木純子(すずき じゅんこ)さん[アタッシェ・ドゥ・プレス]
フリーのPRとして自然派高級リゾート「Six Senses」、ミラノの老舗「ジェラテリア マルゲラ」、老舗出汁ブランド「やいづ善八」などのPRを担当する。
2018.04.05(木)
Text=Noriko Ichida
Photographs=Kiyoko Eto