Magnificent View #1207
チロエ島(チリ)

(C)Jose Luis Stephens / Masterfile / amanaimages

 海辺にカラフルな水上家屋が並ぶのは、チリの西岸沖にあるチロエ島。

 家々の壁は、鮮やかな色だけでなく、魚のウロコのように木板が重ねられてできているのも特徴だ。これは、雨量が多いこの地域で、雨が家の中に染み入らないように工夫したものなのだそう。

 島の人口は約15万人。主な産業は農業や林業だが、18世紀から19世紀にかけて造られた木造の教会群が世界遺産に登録された2000年以降は、観光業も盛んになっている。

 2010年には、チリの独立200周年を記念して、本土から長さ約2500メートルの橋が架かる計画があったものの、政権が変わり頓挫。橋が完成すれば島へ渡る所要時間は大幅に短縮されるはずだったが、本土から離れているからこそ、この独特の風景が保たれているのかもしれない。

次の記事に続く 三島由紀夫の『暁の寺』で知られる バンコク随一の名刹...