日常の水回り掃除で毎日気持ちいいバスタイムを

 バス・トイレ・洗面所は、体をきれいにする場所なので、ふだんからきれいで気持ちいい状態をキープしたいもの。

「お風呂や洗面所は、カビが生えて時間が経つと、なかなか落ちなくなるので、カビを生やさないよう、こまめに水分を拭き取ることがポイントです。浴室は換気をしっかり行い、お風呂を使ったあとに冷たい水を流して温度を下げることがカビ防止のポイント。また、お風呂掃除の最後にクエン酸水をスプレーするのもカビ対策におすすめです。臭いが出やすいトイレは、ふだんから重曹水やお米の発酵水をルームスプレーのようにふりかけるのもいいですね」(栗生さん)

<お風呂>
●バスタブ・風呂のふた

バスタブ・風呂のふたは、入浴後なるべくすぐ掃除し、重曹+クエン酸の発泡水をスプレーし、スポンジでこすります。

浴室にはどこでも使える、重曹+クエン酸の発泡水。

<トイレ>
●床

尿が飛び散りがちな場所なので、クエン酸水をスプレーして拭き取ります。

●ペーパーホルダー
カバーがないペーパーホルダーは、セスキ炭酸ソーダ水で拭き取り、手あかやホコリを取りましょう。

<洗面所>
●洗面台

手あかや化粧品の油汚れなどを落とすには、セスキ炭酸ソーダ水または重曹をふりかけてスポンジで磨きます。

油汚れには、セスキ炭酸ソーダ水や重曹が活躍。

●鏡・蛇口
顔を洗った後、クエン酸水をスプレーして拭き取ることを習慣にすれば、清潔感ある洗面所をキープできます。

発酵生活研究家 栗生隆子(くりゅう・たかこ)
自然の暮らし、家庭でできる発酵生活を実践したところ、長年患った腸の病気が完治。講演や執筆活動で発酵の楽しさ、素晴らしさを伝えている。1万2000人以上のメンバーが集うフェイスブックグループ『TGG豆乳ヨーグルト同好会』管理人。著書に『豆乳グルグルヨーグルトで腸美人! 』(マキノ出版)、『体も家もピカピカになる「お米の発酵水」』(扶桑社)ほか。http://ameblo.jp/cafe-baum/

Column

発酵生活研究家 栗生隆子のナチュラルライフ

自然の暮らし、家庭でできる発酵生活を続ける栗生隆子さんに、はじめてでもできるナチュラルライフ実践方法を教えてもらいます。

2016.12.16(金)
文・取材=垣内栄
撮影=深野未季