こびりついたコーヒーの跡もスッキリ取れる

 左が掃除前、右が掃除後。こびりついていたコーヒーをこぼした跡も、しっかりと拭き取ってくれました。

 「ウェットモップパッド」と「ダンプスウィープパッド」は洗浄剤を含んでいるので、床がサラサラに仕上がります。洗浄剤といっても少量かつ成分もマイルドなので、子供やペットがいる家庭でも安心ですよ。

 掃除後、本体は自動で開始位置に戻ります。クリーニングパッドはボタン一つで取り外せるので、ゴミ箱の上で押せば、手を汚さずに捨てることができるのが便利。

 ためしに使用前と使用後のパッドを見比べてみましたが、しばらく拭き掃除をサボッていた6畳ほどのスペースだけでも、こんなに汚れが取れました。こんなに汚れた床の上で生活していたと思うと、少しゾッとしますね……!

 リモコンはありませんが、スマホの専用アプリ「iRobot HOME」を使えば、スマホをリモコン代わりにして清掃スタート・ストップや清掃モードの設定などを行えます。

 また、入ってほしくない場所がある場合は、本体のCLEANボタンを長押しすると、見えない壁を設定して清掃エリアを自動で判断して制限する「バーチャルウォールモード」も搭載しているなど、コンパクトながらも使い勝手は上々です。

 ちなみに、従来機の「ブラーバ380j」は継続して販売されるそう。「ブラーバ380j」は清掃面積がウェットモードで最大20畳、ドライモードで最大56畳。一方、「ブラーバ ジェット240」はウェットモップモードで最大12畳、ダンプスウィープモードとドライスウィープモードで最大15畳。

 自宅や使用したい部屋の広さに合わせて、選ぶといいですね。

齋木香奈美(さいき・かなみ)
雑誌やWebを中心に家電の最新情報や便利な使い方などを紹介。仕事帰りに家電量販店を巡り、おもしろい、ニッチなグッズを試すのが趣味。

Column

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2016.09.15(木)
文・撮影=齋木香奈美