相川のメインストリートだった京町通り。今もなお、昔の面影を残している。 相川金銀山から奉行所を結ぶメインストリートには、18世紀から明治の初頭まで200年渡り、相川に時刻を知らせてきた鐘楼も。 歌人であり文筆家の上坂あゆ美さんは、実は大のスナック好き。佐渡市相川下戸町にある「スナックJ1」にて乾杯。店内には街の人たちが集まり、楽しいトークが飛び交いぎわっていました。 まるでタイムスリップしたかのような「スナックJ1」の店内。 「きらりうむ佐渡」では4つのシアターで佐渡金銀山を代表する3つの鉱山とその歴史がわかる映像を放映するなど、多様な展示で金銀山を解説。私たちを金銀山の世界へ誘ってくれる。 相川の町の中心に位置する「NIPPONIA 佐渡相川金山町」は相川観光の拠点に最適だ。 土間、神棚、船箪笥、火鉢の名残……空間のあちこちに、その家が生きていた時間が静かに息づいている。 防菌・防虫効果もある、森林浴のような清々しい香りのヒノキアスナロの壁。壁前に飾られている船箪笥も、改装前のこの建物から出てきたものだそう。 建物の木材をところどころ再利用し、もともとあった土壁も生かしている。 客室「格子街道-KOSHI KAIDO-」。 客室「舟-FUNE-」は相川の古民家に特徴的な船底天井の客室。 客室「眺蔵-NAGAME GURA-」。風が強い相川特有の「内蔵づくり」をリノベーションした客室。 客室「眺蔵-NAGAME GURA-」。1階の蔵の重厚な内蔵入口から入室し、内蔵を抜けて、客室から蔵全体をのぞむ。 客室「眺蔵-NAGAME GURA-」。かつて内蔵として使われていた空間は、当時の面影を丁寧に残しながら、特別な場所へと生まれ変わっている。 客室「窯-KAMA-」。ここが無名異焼の窯元だったことを活かし、客室にしつらえられた。この特別な一角は、もともとの電気窯を活かしてつくられたもの。 京町亭で景色を眺めながらの朝食は贅沢のひとこと。自室で朝食をいただくこともできる。 お米の確かな旨みを味わえる塩むすび、味噌汁、4種類のおかずは日替わりで毎日違う味を楽しめる。 京町茶屋から見える海。波音がただただ心地よい。 離れの一棟貸「時鐘楼-JISHORO-」。 NIPPONIA 佐渡相川金山町の目の前にある、「リカーショップきたむら」。チェックインのときにもらったドリンクチケットを持っていき、「これに合うおつまみって、どんなのがありますか?」なんて会話も。そんな何気ないひとときに、旅人と町との新しいつながりが生まれていきます。