ネグロス島の美食の頂点がここに。©Kazuki Kei Kiyosawa シライ市の「カーサ・A・ガンボア」でいただく上流家庭の料理。©Kazuki Kei Kiyosawa 風通しのよい室内はいまも快適に保たれている。©Kazuki Kei Kiyosawa 美しくコーディネートされたテラスのダイニングテーブル。©Kazuki Kei Kiyosawa 地鶏のスープは、唐辛子の葉やバナナの若芽が入った滋味深いもの。 つるむらさきのような青菜をさっと茹でたものに、色とりどりの野菜や卵を盛ったサラダ。 マリネして柔らかく焼き上げたポークリブと、イカの詰め物焼き。 マンゴー、パパイヤ、IBA(アメダマノキの実)などを使ったピクルス。 ネグロス島の自然に育まれた野菜はどれも味が濃くおいしい。©Kazuki Kei Kiyosawa 緑豊かなガーデンを備えたアジアンリゾート風の建物。©Kazuki Kei Kiyosawa 天然素材を駆使したインテリアは、ネグロス島の若手デザイナーや職人の手によるもの。 「ネグロス島をオーガニックアイランドに」と志す、オーナーのラモン ウィさん。 自家製のピタにキャラメリゼしたカリフラワー、地元産カシューナッツのドレッシング。 ネグロス島での水牛のミルクでつくられるブッラータをのせたサラダ。 オーガニックパイナップル、バタフライピー、ミントなどを使ったアイスティー。 「味の方舟」に認定されている地魚タニギー、麦のリゾット、パパイヤのピクルス。 ローカル黒豚のグリルは、マスコバド糖とグアバのソースで。©Kazuki Kei Kiyosawa デザート代わりに、ネグロス島のカカオを使ったホットチョコレートを。シライ市でつくられるミネラル豊富なTULTUL塩をトッピングすると味に深みが増す。 クセのある地野菜の個性を活かしながらも洗練された一品。©Kazuki Kei Kiyosawa 周囲の自然とシームレスなダイニングルーム。 土地の素材を活かしたテーブルウェア、コーディネートが素敵。©Kazuki Kei Kiyosawa 柑橘のいい香りは虫よけとしても効果的。©Kazuki Kei Kiyosawa 才能豊かなシェフ、ドン アンジェロ コルメナーレスさん。©Kazuki Kei Kiyosawa スターターから地域色豊か。バンダンリーフのテーブルマットも地元の方の手作りだそう。 淡水魚のウリバライはレアな状態で。適度に脂がのって美味。©Kazuki Kei Kiyosawa 揚げ麺に熱いスープを注いでいただくバッチョイ。©Kazuki Kei Kiyosawa ネグロス名物レチョンも洗練された一品に。©Kazuki Kei Kiyosawa アドボの付け合せは、地元で採れるきのこと、さつまいものマッシュ。 「グレース パーク」の牛バラ肉のグリル。 カニミソをたっぷり使った濃厚パスタ。 巨大な川エビにカニミソのソース。カラマンシーの酸味を効かせて。 「helm by Josh Boutwood」のアートピースのようなデザート。 この日のアミューズの一品は、イギリス出身のシェフらしい、バターミルクフライドチキン。オニオンとハバネロペッパーのジャム、マヨネーズとともに。 そば粉のタルトに牛肉のタルタル。ホースラディッシュを削って。 これがシェフの茶碗蒸し。一見では想像できない料理も、食べればストンと腑に落ちる。 シーバス、ムール貝、ローストした昆布。シートの黒い模様はイカスミ。 パンがまたユニーク。セバスチャンと名付けられた5年もののスターター(左奥の瓶)を3日間発酵させ、生地をつくる。 フィリピンで人気の白身魚ラプラプ、カリフラワーのピュレ、ブラウンバターソースで。 シェフのジョシュ ボートウッドさん。 エイジングビーフのローストには、もろみに似た発酵食品、発酵きのこのペーストを。 抹茶、ブラッドオレンジ、バニラの取り合わせが面白いデザート。 シンプルなエントランスの奥に、あんなにもめくるめく体験が待っていようとは。