再建された「松籟荘」の入り口。客室数の割に敷地は広く、せせこましい日常から開放されてゆったりと過ごせる。 花頭窓の障子がモダンな趣を添えるロビーラウンジでチェックイン。リペアされたヴィンテージの家具にも風格を感じる。 お着き菓子には、料理長が作った上品な甘さの羊羹が出される。 客室「きく」の本間。ほかに次の間、ダイニングルームがある。 優雅な花頭窓をイメージした木製建具が、本間と次の間を仕切る(客室「きく」)。 客室「こまくさ」の畳のベッドルームに置かれた、カバの木で設えた松本民芸調の家具。 ラウンジのテーブル&チェアは宿が保存していた希少なミズメザクラのヴィンテージ家具をリペア。 桃山風呂は「よろづや」のロビーを通っていく。 佐久間象山筆の「洒心」の木製の扁額。 格天井を取り入れた桃山風呂。洗い場は笠間の稲田石(バスタオルは撮影のため使用)。 露天風呂から眺めると、この湯殿が寺社仏閣を模した伽藍建築だということがよくわかる。 客室「きく」の露天風呂は総ヒノキづくり。 客室に置かれた和三盆のお菓子は風呂に入る前にどうぞ。 「新緑」をイメージした前菜(2人盛り)。花山葵のお浸しや信州サーモンのぬた和え、初夏の風物詩・じゅんさいの酢の物などが並ぶ。 コゴミやタラの芽、コシアブラなど今が旬の山菜は天ぷらで。薬味として戸隠大根を使った塩が添えられていた。 料理長による焼き物パフォーマンスも。この日はりんごで育った信州牛を炭火で網焼きにしてくれた。 桜エビばら揚げと、うすい豆を混ぜ込んだ、新生姜ご飯。 暖炉のあるラウンジに置かれたロッキングチェアでのんびり。 夜のラウンジでは、各種ウイスキーなどアルコール類が無料。