ダイニングから二段上がるとベッドスペースが。手前右手が読書スペース、左手奥が洗面所。寝食を別室に分けない暮らしはホテルのような動線で動きやすく、快適だ。ベッドリネン類は「ZARA HOME」でコーディネート。 ダイニングの奥にあるキッチン。仕切りはないけれどダイニングスペースとゆるやかに空間が区切られ、適度なこもり感が料理を楽しくする。 食器棚はオープンだから全て見渡せ、ものを把握できるのでストレスがない。 造り付けのベンチと本棚がある読書スペース。在宅ワークやオンラインミーティングもここで。広いワンルームにもこんな小さな「居場所」を設けることで、心落ち着く空間に。 「ゲストルームはないのですが、母が来た時に泊まれるくらいの小さなスペースを作りました。普段は私がメイク場所として使っています」。こちらもキッチン同様ゆるやかに区切られただけのワンルームの一部。 ダイニングテーブルは「ロイズ・アンティークス」で見つけたエクステンションタイプ。普段は4人がけ。いざという時は天板を伸ばして10人まで対応できる。家はこのテーブルのサイズに合わせて設計された。椅子は「DEMODE FURNITURE」のアンティーク、ペンダントライトは大阪の「TRUCK」。 リビングの窓際には念願だった「TRUCK」のFKソファを。「ボフッ」とした座り心地は一度座ったら動きたくなくなる気持ちよさ。 目の前の木立の眺めを最大限に取り込む、リビングの大きな窓。反対に写真右手のテラスにつながる窓はやや頭を下げて出入りするくらいの小ささだ。「窓が大きすぎたり、多すぎると落ち着かないんですね。これくらいがちょうどいい」(Kさん)。薪ストーブの炎と間接照明の灯りが、さらにくつろぎ感をもたらす。 リラックスした時間に欠かせないのが音楽。包み込まれるようなサウンドが心地いいバルミューダのワイヤレススピーカー。充電式で好きな場所へ持ち運べるのも気に入っている。 ベッドサイドには、こちらもバルミューダのLEDランタン。光の色や明るさを自由に調整でき、充電式で灯りを好きな場所に持ち運べるところがいい。 寝室の奥にある洗面所。隣にはバスルームとランドリールームがある。家具を思わせる木製の洗面台がワンルームの生活空間になじんで見える。 設計・施工/モリノイエ軽井沢 最近整理したもの「大量の服と靴」。