古くて美しい建物がそのまま使われていて、散策しているだけでも楽しい。 マヨール広場の青空オーケストラ。広場全体を和やかな雰囲気にしてくれていた。 暖かい日差しを浴びながらランチを楽しむ人々。週末だからか、美味しそうに昼ビールを飲んでいる人もいた。 美しく手入れされたレティーロ公園の花壇。かなり広いので時間をかけて楽しみたい。 週末ということもあり、公園内の池にはたくさんのボートが浮かんでいた。 オリエンテ広場のフェリペ4世の騎馬像と王立劇場。 ロビーの吹き抜けは曲線美が素晴らしい! 館内にはいくつものボールルームがあって、名画が飾られている。 絵画が描かれたグランドピアノ。どんな優美な音がするのだろうか。 建物の大きさに圧倒させるアルムデナ大聖堂。王宮の隣に建っている。 聖堂内に入ることもできる。 8世紀にこの場所に隠され、11世紀に奇跡的に発見されたという白いマリア像。 プラド美術館の正面玄関とベラスケス像。ほかのふたつの入口にも、それぞれゴヤ、ムリーリョの銅像がある。 3階建てのティッセン・ボルネミッサ美術館は遠くからでも目立つ配色。この部分が改装時に残されたファサードだ。奥に見える白い建物が2004年に造られた新館。 美術館外観の色と同系色の、淡いオレンジの壁に絵画が飾られている。 イタリアのドメニコ・ギルランダイオが1480~90年に描いた「ジョヴァンナ・トルナブオーニの肖像」。写実的な表現が特徴だ。 裸婦像のコーナーでは、バックライトを当てられた展示もある。 エドゥアール・マネの「乗馬服の女」。1882年の晩年に描かれた四季をテーマにしたシリーズのうちのひとつで、未完成作品。 フィンセント・ファン・ゴッホの「オヴェールの風景」。この地で1890年に自殺を図ったゴッホが、最後に描いたいくつかの絵のうちの1作。 フランスの印象派を代表する画家、彫刻家の、エドガー・ドガが描いた「緑の服の踊り子」。数多くの踊り子の絵を描いたドガの代表作のひとつ。大胆な構図と柔らかな色使いが特徴だ。 パブロ・ピカソの「鏡をもつアルルカン」は、1923年にアルルカンを描いた3作のうちのひとつ。他の2作はパリとスイスのバーゼルにある。3作のうちでもっとも自然な表情を描いている。 スペインのカタルーニャ地方出身の画家ホアン・ミロの、1955年の作品「月光で盲目になった雷鳥」。ミロはシュールレアリストの中でも異彩を放っている。 20世紀のポップアーティスト、ロイ・リキテンスタインの「入浴する女」。 ソフィア王妃芸術センターは、古い建物に2本のスケルトンタイプのエレベーターがアクセントになっている。 建物がロの字型になっていて、中庭に面した回廊沿いに展示室が並んでいる。 大小さまざまな展示室があるので、お目当ての絵を見逃さないように気をつけよう。 スペインを代表する画家、パブロ・ピカソが、青の時代と呼ばれる1901年に描いた「青衣の女」。20歳の時の作品だ。 パブロ・ピカソの「静物(死んだ小鳥)」。1912年、立体派という意味のキュビスム後期の作品。造形を一度分解して再構成するという手法で描かれている。 サルバドール・ダリの「窓際の少女」。ダリと言えばシュールレアリズムの絵が有名だが、妹をモデルにして、1925年、21歳の時に描いた作品。 サルバドール・ダリの「大自慰者」は、シュールレアリズム初期の作品。「窓際の少女」の4年後の1929年に描かれた。中央にあるのは故郷カタルーニャの海岸の岩であり、横顔の自画像だという。 ホアン・ミロの「ペインティング(パイプをくわえた男)」。「ミロの夢絵画」と呼ばれた時代の、混沌とした象徴的な作品が多く描かれた時代1925年の作品。 中庭に飾られたホアン・ミロの「ムーンバード」。1966年の青銅製の作品だ。