標高1,088メートルの地で霧氷が作り出す絶景を観賞

 霧氷とは、氷点下約2~10度の間で空気中の水分や霧が木々に付着して凍りつく自然現象。ゴンドラに乗車し、約13分でアクセスできる「霧氷テラス」(営業は4月5日まで)は、その神秘的な光景を間近で楽しめる展望施設です。

 展望デッキは、雪山にせり出す構造になっており、視界いっぱいに白く染まった木々が広がる様子は、まるで森全体が凍りついたかのよう。標高の高さと澄んだ空気が、冬ならではの景色をより印象的に見せてくれます。

 気温が低い朝には、きらきらと輝くダイヤモンドダストが見られることもあり、霧氷の世界に一層の奥行きを添えてくれます。ちなみに、霧氷テラスの霧氷の発生確率は約60%と高く、訪れるたびに違った表情に出合えるのも魅力です。

 太陽が上り、光が差し込むにつれて霧氷もだんだん溶けていきますが、澄み切った青空と、枝先に残る雪や氷、トマム特有のパウダースノーに覆われた斜面が織りなす景色は、また別の美しさ。刻々と変わる冬山の表情を眺めていると、時間もゆっくり流れているように感じられます。

 周辺には、雲をモチーフにした「Cloud Walk(クラウドウォーク)」や「Cloud Bar(クラウドバー)」など、ユニークな展望スポットも点在。雪上散歩を楽しみながら、さまざまな角度から絶景を楽しむことができます。

 霧氷テラスに併設するカフェ「雲Cafe」では、霧氷できらめく冬景色をイメージしたオリジナルドリンクが人気。「霧氷コーヒー」や「霧氷ミルクティー」は、冷えた体をゆっくり温めながら景色を楽しむのに最適な一杯です。

「霧氷テラスアフタヌーンティー」は、展望スポット「Cloud Walk」をモチーフにしたスタンドに、霧氷や雪山をイメージした全9種類の小菓子とセイボリーを盛り付けた特別なメニュー。

 今年は、トマム牛乳使用のミルクジェラートにホワイトチョコレートのモンブランクリームを重ねた「霧氷モンブラン」も加わりました。目の前に広がる白い世界を眺めながら味わう時間は、「霧氷テラス」ならではの冬の贅沢です。

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