竹内涼真×町田啓太が明かす『10DANCE』で生まれた“二人の信頼”「町田くんと許し合えたから演じきれた」

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　ダンスを通して、正反対の二人の男が惹かれ合っていく物語を描く『10DANCE』。競技ダンスという濃密な世界に生きる主人公たちを演じた竹内涼真さんと町田啓太さん。今回の挑戦を通して見えてきたことについて話を伺いました。

受け入れるほうが得意だと気づいた

――（前半では）竹内さんは、町田さんのトレーニングの追い込み方に驚いたと話されていましたが、今回『10DANCE』でこれまでにない役柄に挑んだことで、お二人はご自身について新たに気づいたことや変化はありましたか？

竹内    僕は受け入れるほうが得意だということに気づきました。ダンスは、次に踊るステップを相手に伝えるリード役じゃなくて、フォロー役のほうが好きでした。リードを練習しなくてはいけない日は、「ああ今日、リードをやらなきゃいけないのか」って、若干テンションが下がってましたね。逆にフォローの日は楽しみで。

――そうなんですね。ちょっと意外です。町田さんはどんな気づきがありましたか？

町田    やっぱり、自分はダンスやステージが好きなんだと改めて気づきました。今は映像作品に多く出演させてもらっていますが、もともとはステージに立っていたので。

竹内　だからこそあそこまで、ダンスの練習に向き合えるのかな？

町田　でも、練習は嫌いなんだよね。

竹内    え！　そうなの？　楽しんでないのにあそこまで自分を追い込めるなんて。やっぱり町田くんって、変な人だね（笑）。アブノーマルだよ。

町田　いやいや。でも練習は一切楽しんでない。

竹内　それで、結果をきちんと出しているからすごいなぁ。これでどうしようもなかったら
「町田くん、一回休んでみたら？」って言いたくなるけど（笑）。結果が素晴らしいからね。

町田　執念なのかもしれない……。