毎月の支出のなかでも大きくなりがちなのが、「食費」ではないでしょうか。自炊の他にもランチや友達とのご飯代など気がつけば結構な金額になるものです。今回は、美味しいものも食べたいしケチケチしたくないという、働く女性にとっての食費の節約法を考えてみます。

予算を立てることが大切

 外食費を含む食費の目安は手取り収入の15%以内としましょう。例えば、手取りが26万円の場合、食費全体にかけられる予算は3万9000円までになります。自炊で2万円必要なら外食費は1万9000円までにします。食べることが趣味という人は娯楽・レジャー費など他の支出から予算を確保し赤字になることを避けましょう。

外食には2種類ある

 外食の中でも仕事上のおつきあいを目的とする場合は「交際費」として振り分けましょう。ランチやいつものメンバーで食事をするような場合は「食費」に加えます。ここでは食費としての外食を考えていきましょう。

 働く女性にとってはランチ代をいかに工夫するかが鍵となります。都心部でのランチは1000円程度するお店も多く、その後にコーヒーとお菓子でも買おうものならあっという間に1500円になってしまうことも。たまの贅沢ならよいですが、毎日続けばランチ代だけでも3万円になってしまいます。

 そこでランチも予算を設定しましょう。例えば、外食費の予算が1万9000円までなら、ランチは1万円、友達と美味しいご飯に行くのは9000円までなどとします。

 予算が1万円なら、平均して1日500円になるように工夫をします。1000円のランチ、お弁当持参、500円以内のお弁当を購入するなどの組み合わせでやりくりをしてみてください。お菓子はチームでシェアする、お水は浄水ポットを置いておくなどといった工夫をすることも大切です。

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2011.12.28(水)