Magnificent View #634
ワット・マハタート(タイ)

(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 タイ中部にあるスコータイは、1238年、タイ族による最初の王朝が開かれた美しき古都。城壁に囲まれた旧市街には、当時の遺跡が点在し、歴史公園として整備されている。

 そのなかで最も重要とされているのが、ワット・マハタート。スコータイ王朝の王室寺院として建てられたもので、200平方メートルもの広大な敷地では、多くの仏塔や仏像を見ることができる。

 クメール様式にタイ様式、スリランカ様式など、さまざまな建築様式が混在しているのは、増改築が繰り返されたため。現在は風雨にさらされているが、かつては屋根付きの立派な寺院があったという。

 夕暮れどき、お濠ごしに眺めるその姿は幻想的。雄大な景色に溶け込むかのようなゆったりとした景観に、スコータイ王朝全盛期の繁栄を偲ばせている。

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