Season2を盛り上げるホープたち
流行語大賞にもノミネートされそうな「シンチャーン!」。これを叫ぶ、お調子者の実業家、チョッキーは今期のヒロインとの呼び声が高い。新庄への愛のみで動く姿勢は乙女だが、図々しさや喜怒哀楽の激しさは大阪のおばちゃんっぽくもある。誰にでも飴ちゃんを配りそう。演じるオーム・タナパックさん、ぜひ大阪に来て!
そしてシンチャーン……もとい、新庄役の竜星涼は「VIVANT」第2シーズンの最注目株。あのスタイル、あの知性。私がチョッキーでも彼を追っただろう。「死んだことにして戸籍を抹消する」というザ・ハングマン方式で別の人生を得た彼は、心なしか、第1シーズンよりキャラが明るくなった気がする。ニューライフを楽しんでほしい!
ノコル役の二宮和也も特筆すべきだろう。正直、彼に似合っているとは言い難かった長髪も見慣れ、「なぜニノがこの役?」から「ニノじゃないとアカンな!」状態まで持ってきた。さすが天才。毒舌でむかつくが、頭は切れるし結局頼りになる役をやらせたら右に出る者はいない、それが二宮和也――。彼には「ガラスの仮面」の姫川亜弓的要素を感じている。
謎多き女性陣。最大のミステリーは櫻井指令の過去
この人はどうやってここまでのし上がったのだろうか。「VIVANT」の一番のミステリーが櫻井最高司令官の過去である。あの、どんな拷問でも口を割らない別班のトップに、あの若さ、しかも女性で君臨している彼女。相当ヤバい橋を渡ってきたはず。演じるキムラ緑子さんのポーカーフェイスがまた絶妙。アナザーストーリーを待ちたい。
敵対するXinxi(シンシー)の責任者、樊林杏(ハン・リンシン)。演じる宮下今日子さんの劇画フェイスをさらに彩る三つ編みと赤リップは、情緒不安定さを感じる。ハンさんはこれまでの様子を見ても、いろいろ感情に流され過ぎだし、顔に出過ぎだし、スパイとしてはあんまり優秀じゃない気がするのは私だけだろうか。
飯沼愛さんが演じた第1シーズンに比べて、グッとおとなしく従順になったブルーウォーカーこと太田梨歩(花岡すみれ)。別班は彼女を頼りすぎ説がSNSで出ていたが、私も同じ気持ちだ。彼女が本気を出せば、世界を救えるのでは。ボーナスをはずんであげてほしい。黒須(松坂桃李)とも両想いになるといいね……。なぜか親の気分である。
