ドイツの宮殿や城の建築と内装の芸術美は、訪れる者を感嘆させてやまない。多くの城から旅先として行くべき10の名城を厳選。その姿からは、往時の栄華が言葉なく伝わってくる。


#4 Schloss Schwerin(シュヴェリーン城)

小さな騎士がそっと見守る湖上の美しき宝石

 湖面から浮かび上がったような美しい姿から「おとぎ話の城」と称されるシュヴェリーン城。16世紀にドイツ北部のシュヴェリーン湖の小島に築かれた古城を、19世紀に入りメクレンブルク=シュヴェリーン大公国の若き大公が改築。

 ネオ・ルネサンスやネオ・ゴシック、ネオ・バロックなど様々な様式を融合させた豪華にして優雅な建築は“湖上の宝石”と呼ぶにふさわしい。

 周囲の別邸や庭園など宮廷関連の施設38カ所が「シュヴェリーンの邸宅群」として世界遺産に登録されており、現在シュヴェリーン城はメクレンブルク=フォアポンメルン州の州議会議事堂としても利用されている。

 城を守る小さな甲冑姿の幽霊「ペーターマンヒェン」の伝説もおとぎ話のようなエピソードだ。

Schloss Schwerin(シュヴェリーン城)

所在地 Lennéstrasse 1, 19053 Schwerin
電話番号 0385 588 41 572
開館時間 10:00~17:30(最終入場/4月15日~10月14日)、~16:30(最終入場/10月15日~4月14日)
休館日 月曜
料金 13ユーロ
https://www.mv-schloesser.de/de/location/schloss-schwerin/

次の記事に続く ヴェルサイユ宮殿を本気で超えようとしたバイエルン王ルー...

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。