CREA2026年秋号の「1冊まるごと人生相談」特集が、現在好評発売中! CREA WEBではその一部を抜粋してご紹介します。

 仕事や恋愛、生活スタイル……私たちの日常は悩みだらけ! 編集部に寄せられた「ふつうの相談」を“その道”のトップ・プロフェッショナルに聞いてみたら? 返ってきたのは、なんだか安心できる、心強いアドバイスばかりでした。


【相談】上司の指示と機嫌がコロコロ変わってついていけない

 朝は上機嫌だったのに、夕方には急変。気分が乱高下する上司は、みんなの悩みの種だ。前線の動きを読むように、機嫌の変化を読むことができないものか?

答える人:気象予報士  坂口愛美

気象予報士 坂口愛美さん。
気象予報士 坂口愛美さん。

 暑い日の天気の急変、いわゆる夕立は、午後に起こることが多いです。まず日中晴れて気温が上がり、地面近くの暖かい空気は軽いので上に上がろうとし、そこに湿った空気が流れ込んだり、上空に寒気が流れ込んだりすると、上空の冷たい空気は下に降りようとする。そこでぶつかり合って上昇気流が生まれ、積乱雲が発達しやすくなるんです。

 ただし、積乱雲の寿命はだいたい30分から1時間。豪雨もいずれはやみます。上司の不機嫌も同様で、ずっと続くわけではないですよね。エネルギー切れになるタイミングがあるはずなので、それを見極めるための観測・予測が大事だと思います。

 もう一つ、私が心に留めているのは、「不機嫌」には「明るさ」をもって対処するということです。梅雨明けは、太平洋高気圧が勢力を強め、オホーツク海高気圧を押し返すことで起こります。同じように、上司が不機嫌な“圧”をまとっているときこそ、あえて明るく接してみるのも有効だと思うのです。

 気象予報の精度は、ひと昔前に比べるとかなり上がっていますが、まったく同じ天気は二度となく、予測どおりになるとも限らないところが面白い。人間関係も、そのように捉えられたらいいですね。

坂口愛美(さかぐち・あみ)

1989年奈良県生まれ。放送局のアナウンサーを経て独立。気象予報士として「ウェザーマップ」に所属し、現在は「Nスタ」(TBS系、月~木曜)にレギュラー出演中。

 続きは「CREA」2026年秋号でお読みいただけます。

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CREA 2026年秋号
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