窮地をひとつ乗り越えるたびに強くなりたい
――藤原さんは「人生、修行」だとおっしゃいますよね。これまでで、一番の修行だったのはどんなことでしたか?
舞台中、体調を崩したこと、ですね。私は自分で「体力には自信がある」と思っていたのですが、ある日突然、声が出なくなってしまい……。風邪もひいてないのに……とてもショックでした。
初めて、“元気でいられること”そのものが、こんなにも幸せなことなのだと気づかされました。健康って、失って初めてありがたみが分かる。病のことだけでなく、さまざまなことについて、その“気づき”を与えるために、神様はときどき、逆境をくださるのかもしれません。
これからもきっと、人生には落とし穴や試練があると思います。でも、それも全部、受け入れて、乗り越える。そんな“アマゾネスのようなマインド”で、窮地をひとつ越えるたびに、心身ともに強くなれる。いくつになっても、しなやかでタフな女性でありたい。そう思っています。
――ところで、温活士・温活指導士として活動されていますが、始められたきっかけは何だったのでしょう?
資格を取ったのは、コロナ禍の真っ只中でした。すべての仕事が中止になり、予定されていた映画や舞台もすべて延期になってしまいました。
先が見通せない中、「今は耐えるときだ。大変なときこそ笑顔でいよう」と自分に言い聞かせていました。でもある日、500円玉ほどの大きな円形脱毛を見つけてしまって。心にかかっていた相当な不安や負荷が、体に出ていたのですね。心と体はつながっているのだと痛感しました。この不安を払拭するために、「そうだ、健康に役立つ学びを始めよう」と思い立ったのがすべての始まりです。
