この記事の連載

 小浜島(こはまじま)は、石垣島と西表島の間に広がるサンゴ礁の海「石西礁湖」に浮かぶ島。その東端のビーチリゾート「リゾナーレ小浜島」では、島の情緒とゆるやかな時間に浸る滞在が叶います。前篇では、「石西礁湖」の絶景に没入するユニークな仕掛けと、その舞台裏をご紹介します。


八重山ブルーの海と空の間に広がる楽園

 36万坪、東京ドーム25個分という広大な敷地に広がる「リゾナーレ小浜島」には、ビーチリゾートならではの絶景スポットが点在しています。まずはその全容をダイジェストでご紹介しましょう。(詳しくは後篇でご紹介するのでお見逃しなく!)

 南国の植栽に彩られた敷地内には、水辺を取り囲むようにヴィラタイプの客室が点在しています。隣り合うフロント棟とレストラン棟の前は、空の青を映すラグーンプール。プールサイドのデッキチェアに寝転びながら、ひたすらのんびりと過ごすリゾートステイを堪能できます。

 リゾートの敷地から続くビーチは、宿泊者専用。八重山ブルーの海と白砂のコントラストが圧巻です。島の東端に突き出るような形をしているため、雄大な朝日や神秘的な月が昇っていく様子や、満天の星を眺めながら、優雅な時間を過ごすことができます。

 朝は、海上に浮かぶラウンジで360度の絶景を望む「朝焼け海上ラウンジ」や、砂浜に設置されたバレルサウナで気持ちよく汗を流し、海上に浮かぶ外気浴でととのう「サンライズサウナ」で、五感を開放するひとときを。

 パラソルやベンチが並ぶビーチに、海との一体感を味わいつつ快適に過ごせる「ビーチプール」や、海上のカウンター席で海風に吹かれながら乾杯する「絶景海上ビアガーデン」。星空を眺めながら開放感いっぱいのビーチで夕食を味わう「ティンガーラナイトディナー」もおすすめです。

 せっかく離島に行くなら、滞在を楽しみ尽くしたい! というゲストの声に応え、「リゾナーレ小浜島」では「ゆくる(=沖縄の方言で「ゆっくり」)時間」を過ごせるサービスを用意。

 チェックイン前(10時~)から、チェックアウト後(~17時)まで、ビーチやカフェ、シャワーやソファスペースを備えたスパ棟などで、のんびりと過ごすことができます。

2025.10.04(土)
文= 伊藤由起
写真=志水 隆
写真協力=リゾナーレ小浜島