
7月から始まった新ドラマ「僕達はまだ その星の校則を知らない」。独特の感性を持つ弁護士・白鳥健治が、少子化による共学化で揺れる私立高校に“スクールロイヤー”として派遣され、法律や校則では簡単に解決できない若者たちの青春に必死で向き合っていく、学園ヒューマンドラマです。
自身初という高校教師役で、3年桜組担任の国語教師・幸田珠々を演じている堀田真由さんに、ドラマの見どころとご自身の高校時代について聞きました。
──「僕達はまだ その星の校則を知らない」で、初めて高校教師の役を演じていらっしゃいます。どなたかをモデルに役作りされたのでしょうか。
今回は誰かをモデルにしたわけではなく、台本から感じた印象をそのまま表現するように心がけました。現場での空気感を大事にしたかったので、あえて事前の役作りも固めすぎないようにしていたのですが、撮影の合間に生徒役の皆さんからイマドキの流行を教えていただいたり、他愛のない会話を交わしたりするなかで、自然と“先生と生徒”という関係性ができあがっていったように思います。

──演じられたのは国語教師ですが、高校時代、国語はお得意でしたか?
実は、正直苦手でした(笑)。ただ、古典だけは別で。もともと、理系科目のように「正解がある」教科が好きだったのですが、古典の先生がとても素敵な方で、その先生の授業は面白いと思っていました。放課後に質問しに行くと、時間をかけて丁寧に教えてくださるあたたかい先生で、その先生のおかげで古典が好きになりました。
2025.08.05(火)
文=相澤洋美
撮影=佐藤 亘
ヘアメイク=中山友恵
スタイリスト=斉藤くみ