この地を旅するなら洞窟や岩窟住居を利用した、ホテルに滞在したい。
それぞれにオーナーたちの想いが映し出され歴史と現代の感覚を融合した空間になっている。非日常のステイを楽しんで。
居心地の良い客室から気球を眺める朝
◆Agarta Cave Hotel(アガルタ・ケイヴ・ホテル)

チャウシン城に向かい合う高台に位置し、カッパドキアを象徴する奇岩の一つである「妖精の煙突」を見下ろす絶景の地に建つ洞窟ホテル。
石彫りの客室は、木材を多用したナチュラルなテイストの“ジュニア・ケイヴ・スイート”など全18室で、朝はどの部屋からも気球が頭上を飛んでいく様子を見ることができる。

「ゲストは家族、ホテルはゲストの家」という親密なホスピタリティが大きな魅力で、天気の良い日はテラスに敷かれた絨毯の上で朝食を味わえるサービスも。
また、併設されている「バラ・ペル・レストラン」では、見晴らしの良い屋内テラス席で伝統的なトルコ料理のディナーが楽しめる。

Agarta Cave Hotel(アガルタ・ケイヴ・ホテル)

所在地 Vadiler Sokak 112/2, Çavuşin Köyü, Avanos, Nevşehir
電話番号 0384 271 2224
客室数 18
料金(1室) 176トルコリラ~
https://agartacavehotel.com/

Column
CREA Traveller
文藝春秋が発行するラグジュアリートラベルマガジン「CREA Traveller」の公式サイト。国内外の憧れのデスティネーションの魅力と、ハイクオリティな旅の情報をお届けします。
2025.08.21(木)
文=張替裕子(ジラフ)
写真=橋本 篤
コーディネイト=サイマズ陽子
協力=トルコ共和国大使館文化観光局 Go Türkiye(goturkiye.jp)
CREA Traveller 2025年夏号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。