そうめんが、ジェノベーゼに早変わり!
モロヘイヤのジェノベーゼ

太口そうめんとは、半田そうめんでもよく知られていますが、通常のそうめんよりも太めに作られたそうめんで、小豆島の真砂喜之助製麺所などでも販売しています。もちもちしていて太口ならではのおいしさがあり、パスタのように使うのもおすすめです。
「モロヘイヤのジェノベーゼ」の魅力は、モロヘイヤのネバネバしたソースが太口のそうめんにからみやすく、つるっと食べてもらえるレシピです。
栄養価も高く、ネバネバ成分は消化を助ける働きがあるので、夏バテで食欲が落ちている人の支えになるかもしれません。
材料(1人分)
そうめん……50g
[ジェノベーゼソース](作りやすい分量)
モロヘイヤ……120g
にんにく……1/2かけ
オリーブオイル……大さじ3
塩……ひとつまみ
粉チーズ・黒こしょう……各適量
作り方
(1)モロヘイヤとにんにくはゆでて冷やし、水分を切って細かく刻む。
(2)ブレンダーに(1)とオリーブオイル、塩を入れて、ペースト状になるまで攪拌する。
(3)麺をゆで、冷水で締めてから水分を絞り、(2)を大さじ3ほど入れてからめる。器に盛り、粉チーズと黒こしょうをふる。
クレソンのスパイシーそうめん

「クレソンのスパイシーそうめん」は、クレソンの苦みと清涼感、香りを楽しんでもらえるレシピです。
クミンは、パウダーではなくシードを使うことで、香りがいっそう豊かに。スパイシーな香りが食欲をそそり、麺つゆで食べるときとはまた違った満足感も◎
クレソンって、なかなか使いどころが難しい食材ですが、スパイスと炒めるとおいしいので、ぜひ!
材料(1人分)
そうめん……50g
A
にんにくのみじん切り……1/2かけ分
クミンシード……小さじ1/3
サラダ油……大さじ1
赤唐辛子……1/2本
豚ひき肉……50g
ミニトマト……4個
塩……少々
クレソン……3本
コリアンダーパウダー……小さじ1/3
ゆで汁……大さじ1
しょうゆ……小さじ1
黒こしょう……適量
作り方
(1)フライパンにAを入れて弱火で熱し、クミンから気泡が出てきたら、ひき肉、半分に切ったトマトを加えて塩をふって炒める。
(2)3cm幅に切ったクレソン、コリアンダーを加えてあえる。
(3)麺をゆでて湯切りし、(2)に加え、ゆで汁としょうゆをあえる。器に盛り、黒こしょうをふる。
「そうめんのアレンジレシピ」4選は、いかがだったでしょうか。
今年の夏は、おうち料理の心強い味方である「そうめん」をあれこれアレンジして、身も心も元気に乗り切っていきましょう!
日坂春奈(にっさか・はるな)
そうめん料理研究家。2018年夏からSNSで日々そうめんレシピをアップし、1,600以上のレシピを開発。都内や小豆島、北海道など各地で不定期に「そうめん食堂」を開くほか、レシピ提供やワークショップを開催。「そうめんによる上演」と題したそうめんフルコースつきパフォーマンスなど、そうめんに関わる活動の場を広げている。

今日のそうめん: 365日そうめんを食べるわたしのレシピノート
定価 1,650円(税込)
誠文堂新光社
» この書籍を購入する(Amazonへリンク)

2025.07.26(土)
構成=CREA編集部