【“背徳・焚き火メシ”の真骨頂】
味つけは、ほりにしとバターだけ
焼き明太子バターライス《松倉さんオススメ》

この本が提案する、“背徳・焚き火メシ”の真骨頂ともいえる一品が、こちら!
「これはキャンプ飯なのか……疑問に思ったが、ただ食べたいと思いから、作ってみた。
批判覚悟で私のSNSで投稿したところ、真似してくれる方が多く、好意的な意見が多かったメニューでもある。

ご飯の上に明太子、ネギ、バターをのせて、ほりにしで味付け。ホットサンドして、両面に焼きあとがつけば完成。ジャンキーな焼き明太バターライスを喰らえ」(松倉さん)
飲むコーヒーから、食べるコーヒーへ
コーヒーチキン《猪野さんオススメ》


コーヒーを食べてみる、という提案は、焚き火マイスターの猪野正哉さんならでは。
「一日の始まりは、換気扇の下で飲むコーヒーとタバコから。私はコンビニ無糖パックをアイスで、妻は豆をミルで挽きホットで飲む。お互い気にはしてないが、コスパは悪い。

ある朝、なんとなく挽いた豆を口に入れたら美味しく、食べられることが分かった。カレーの隠し味に入れるくらいだし、調味料として成立する。キャンプでは塩、コーヒーはマストアイテムとして持ってきているので、混ぜてかけている」(猪野さん)


せっかく焚き火をするなら、ちょっとひと手間を加えた「焚き火メシ」も、おともにぜひ。みなさんも、“焚き火メシデビュー”の一歩を踏み出してみては、いかがでしょうか。
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焚き火メシの本
定価 1,980円(税込)
RICE PUBLISHING
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2025.06.28(土)
構成=CREA編集部
写真=猪俣慎吾