全6タイプの客室はバラエティ豊か。目的によって選んでみよう。

 客室はエコノミーツイン、スタンダードツインをはじめ、家族やグループでの利用にぷったりのコンフォートフォース、尾道水道に面した大きなバルコニーが魅力のクイーンベッドルーム、客室内に自転車を掛けられるバイクハンガーを用意した、尾道ならではのサイクリストエコノミー、そして2面の窓から尾道水道を一望できるホテル名を冠した尾道倶楽部スイートの全6タイプ。

クイーンベッドルーム

サイクリストエコノミー

 尾道らしさを感じるユニークなお部屋がサイクリストエコノミー。2部屋のみとなっているが、海外からの観光客を中心に、人気の一室だという。多島美を堪能しながら自転車に乗れるしまなみ海道のサイクリングはサイクリストの憧れ。尾道倶楽部を経由地にしてサイクリングを楽しむのもいいだろう。

尾道倶楽部スイート

 贅沢に楽しみたいなら、やはり尾道倶楽部スイート。

 広さや快適さは言うまでもなく、何といってもその眺望に圧倒される。大きく開かれた窓からは尾道の街並み、暮らしが一望できるのだ。行き来する渡船、車、そして日没後の夜景。その日の旅の締めくくりにふさわしい。

 部屋にはかなりしっかりとしたデスクもあるので、旅の思い出をしたためるのも良いだろう。尾道の街に滞在しながら、作家気分でリモートワーク、なんていうのも贅沢だ。

2025.05.17(土)
文=CREA編集部