オーガニック鰻をセルフでカリッと炭火焼きに。サムして食べるのが韓国流

ガリラヤ農園 本館(ガリルリノンウォンボングァン/갈릴리농원 본관)

 大きくて肉厚の鰻を自ら炭火で焼くこと自体ワクワクするが、サンチュやエゴマの葉で包み、特製のタレをつけて頬張る至福。

 環境にやさしい高密度循環ろ過養殖システムを導入して育てた立派な鰻を、皮目から網にのせるのがカリッと香ばしく焼く秘訣なのだそう。

 鰻は蒲焼が王道という思い込みが覆されるおいしさと楽しさだ。

ガリラヤ農園 本館(ガリルリノンウォンボングァン/갈릴리농원 본관)

所在地 京畿道坡州市炭県面厖村路1196(경기도 파주시 탄현면 방촌로 1196)
電話番号 031-942-8400
営業時間 11:00~21:00、土・日曜10:30~22:00
定休日 無休
Instagram @gllfarm

洗練された美しき小盤 日本の民藝をきっかけに開眼

bangim craft(パンギムクレプトゥ/반김 크래프트)

 李氏朝鮮時代に普及した脚付きの御膳、小盤を再解釈し、制作するヤン・ビョンヨンさん。

 日本の民藝運動の父、柳宗悦が朝鮮伝統工芸の中でも小盤の機能性と美しさを高く評価していたことを知り、この道を目指したという。

 昨年春に現在の場所に移転し、眩い光が射し込む美しいギャラリーも予約なしで訪問できるようになった。

bangim craft(パンギムクレプトゥ/반김 크래프트)

所在地 京畿道坡州市トルゴジギル180-16(경기도 파주시 돌곶이길 180-16)
電話番号 031-944-0776
営業時間 11:00~17:00
定休日 木~日曜
Instagram @bangim.craft

2025.05.09(金)
写真=衛藤キヨコ
コーディネート=安藤菜那(TANO INTERNATIONAL)

CREA 2025年春号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

韓国のすべてが知りたくて。

CREA 2025年春号

韓国のすべてが知りたくて。

定価980円