新たなルートでひと味違う山陰の景色を堪能

◆JR西日本「あめつち」

 「ネイティブ・ジャパニーズ」をコンセプトに誕生し、列車名は『古事記』の書き出し「天地(あめつち)の初発のとき」に由来。

 山陰の海と空のような紺碧色の車体が印象的で、客室には因州和紙や安来織といったこの地方の伝統工芸品がちりばめられている。宍道湖などでは眺望が楽しめるよう徐行運転を行うサービスも。

「2024年4月に木次線と山陰本線(鳥取~城崎温泉駅間)にも運行を拡大し、思わずほっとするような山間部や田園など、今までとは違った山陰の景色が楽しめるようになりました。事前予約が必要ですが、“あめつち御膳”などの食事も魅力的です」(渡部)

JR西日本「あめつち」

ルート/[山陰本線(鳥取~出雲市駅間)]980円~4,630円、[木次線(米子~出雲横田駅間)]980円~2,980円ほか

【問い合わせ先】JR西日本
https://www.westjr.co.jp/

2025.03.20(木)
文=ジラフ

CREA Traveller 2024 vol.4
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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