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『夫よ、死んでくれないか』インタビュー
『夫よ、死んでくれないか』インタビュー

『夫よ、死んでくれないか』(テレ東系)。多くの人が見た瞬間に「ん!?」と二度見したり、「ドキッ」としそうなタイトルのドラマが4月にスタートします。
安達祐実さん、相武紗季さん、磯山さやかさんによるトリプル主演。
ごく簡単に説明すると、安達祐実さん演じる甲本麻矢は、夫との会話もほぼない冷えきった状態で、夫に不倫疑惑も浮上。相武紗季さん演じる加賀美璃子の夫は、束縛モンスター。磯山さやかさん演じる榊友里香の夫は、ありえないような暴言ばかりのモラハラ男。
それぞれがそれぞれに切羽詰まった家庭の問題を抱えている3人の女性の人生再スタートへの道は、“夫を消すこと”!?
そんな衝撃的な物語の主役を演じる3人が、演じるにあたっての意気込みや物語の感想を、たくさんの笑いと共に語ってくれました。

最初、ちょっとひるんでしまいました。
――かなりインパクトの強いタイトルですが、最初にこのタイトルを聞いた瞬間はどう感じられましたか?
安達祐実さん(以下、敬称略) これは……演じがいがありそうだなとすごく思いました。すごくそそられる感じがありましたね。

相武紗季さん(以下、敬称略) 私は最初、ちょっとひるんでしまいました。でも原作を読ませていただいて、さらに脚本を読んでみたら、ドロドロの内容というよりも人が演じる面白さやポップさがあるなという印象に変わっていて。男性がこのタイトルを見たらちょっとひるんでしまうかもしれませんが、男性側が逆襲するシーンもあったりするので、「やれー!笑」みたいなところもあると思います(笑)。ご夫婦で見てもどちらも楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。
磯山さやかさん(以下、敬称略) 最初に聞いたとき、私は「え、なんで?」って思いました(笑)。
安達 なぜ死んでほしいのかって?
磯山 そうそうそう、なんで死んでほしいのか知りたい。なんでだろうな? というのがタイトルへの印象でしたね。
――毎話、どんどんハラハラする出来事が起こって、しかも次はどうなるんだろう!? となってしまう展開ですね。
安達 そうですね。どんどん話が展開していくんだけれど、ひとつのことが落ち着きそうになると、また次の新たな出来事が出てくるので、自分でも夜台本を読んでいて、「この話まで読んだら寝よう」と思っていても、どうしても次が気になって「ちょっと次の話も読んじゃおうかな」みたいになってます。
磯山 本当にどんどん読み進められちゃいます。私が演じる榊友里香の家庭も大変なのですが、他のふたりの家庭もとっても面白い……面白いって言うとあれなのですが(笑)。リアルでもありつつ面白かったりするので、見てくださる皆さんが「来週がめちゃめちゃ楽しみ!」ってなるような作品だなと思いました。
――今回のキャラクターは、それぞれどんなことを意識して演じられていますか?

磯山 そうですね、私が演じる友里香は……不思議な感じです。一見いそうな人だなと思うんですけど、考えていることがよくわからなくなります。他のふたりとは全然違うし、なぜ友里香はこのふたりと仲良しなんだろう? という疑問もありますが、過去の話で「あ、そうなんだ」って思う場面が出てくるので、ギャップが面白く生まれるように演じたいと思ってます。
安達 麻矢は、3人の中でも一番ノーマルタイプなキャラクターだと思っていて、まず普通の人がひとりいてくれてよかった、って(笑)。ただ麻矢は、仕事での自分のキャリアと、家庭での妻としての立場や、子供をもうけるならどうするのか、などを色々悩みながら、葛藤しながら生きていて、その麻矢がいつ爆発するのかな、っていうところを面白がりながら見てもらえたらなと。
相武 璃子は、ちょっと男っぽかったり勝ち気であったり、一番強い女性に見えるんですけど、家庭がちょっと……ね、コメディー(笑)
安達 あんなにコメディーだとは思ってなかったですよ。
相武 そうなんですよ。気をつけないと、私のファミリーだけかなりコメディーを担うことになってしまうので、感情の起伏とかをより繊細に演じないと、と思ってます。コメディーなんだけど、それが逆にちょっと怖かったり、リアルにありそうって思えるお芝居につながればいいなと思ってます。
安達 そもそも旦那さんたちの方が強烈ですよね、キャラがね。
相武 ほんと、そうですよね!
2025.04.03(木)
文=斎藤真知子