辛ラーメンの「クリーミーなソース×優しい辛さ」にハマる

韓国の「辛ラーメン」といえば、世界中にその名前と味を知られる存在。現地では料理の辛さを語るときに“辛ラーメン以上・以下”と評するほど、広く深く浸透する“味の基準”なのだそう。
それゆえにSNSでは辛ラーメンのアレンジレシピが大人気。例えば韓国でブレイクしたピリ辛クリームパスタ「Toomba」も、辛ラーメンを使い、自作で再現するのがネット上で流行。それを受け、ついにメーカーである「農心」が、家庭で手軽に食べられるクリームパスタのような味わいのラーメンを完成させた。

「名前はそのままToomba。試作を何度も繰り返し、多くの人においしいと言ってもらえる味に辿り着きました。最初の一口はチーズとクリームの旨みとコク、そのあと、辛ラーメンのプライドでもある“辛さ”が程よく広がります」と、「農心」グローバル・マーケティング・マネージャー、キム・サンピルさん。
そのクリーミーなソースと優しい辛さはまさに絶妙! 韓国サイズで約120グラムも入った麺はもちもちと弾力があり、パスタのようにソースが絡む。韓国土産としてもおすすめだが、今年4月にはカップタイプが一部コンビニから、6月には一般発売を控え、日本でも愛されそう!
(Toombaは韓国ソウルの「サムソン粉食」でも食べられる。カップ麺はぜひ電子レンジで仕上げてみて。「サムソン粉食」紹介記事はこちら)
おいしさの秘密!
#01 濃厚でクリーミー
クリームパスタのような濃厚さに、ピリ辛の余韻が驚くほどマッチ。チーズも加えて仕上げるため、力強いコクが生まれる。
#02 麵はもっちもち
麺はコシが強く、もちもちしており、手打ちパスタを食べているよう。ソースがしっかり絡みつき、おいしさを一度に楽しめる。
#03 一手間かけるとさらに美味
カップ麺は利便性が魅力だが、あえてお湯を注いだ後に電子レンジで仕上げる方法も表示。麺にツヤが出て、さらにおいしく仕上がる。
農心ジャパン

2025.03.14(金)
文=北條芽以
写真=平松市聖
コーディネート=チェ・ヒョジョン
CREA 2025年春号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。