タンザニアのアイランド、南アフリカのプライベート・サファリ保護区で新たな展開

 ラグジュアリー・ホスピタリティ業界の世界的リーダーであるジュメイラは、アフリカのタンダ・グループとパートナーシップを結び、同ブランドにとって節目である2024年12月、アフリカのタンザニアと南アフリカにホテルを新規展開。タンダとはズールー語で「愛」を意味し、地域社会や環境との深い結びつきを模索しながら、ホテル名に相応しく愛を大切にしつつ運営することとなった。

 ジュメイラ・タンダ・アイランドへは、タンザニアのダル・エス・サムーラから短時間でヘリコプター移動するか、近隣のマフィア島からスピードボートでアクセス。ジンベイザメと泳いだり、ウミガメと一緒にダイビングしたり、白砂の小道を散歩しながら、バードウォッチングを楽しんだり、ゲストのみが利用できるエクスクルーシブ・アイランドのリゾートが満喫できる。

南アフリカで展開するジュメイラ・タンダ・サファリ

 南アフリカのクワズール・ナタール州にあるアフリカ屈指の野生動物保護区は、手つかずの荒野が広がる広大な丘陵地帯に、ジュメイラ・タンダ・サファリのレジデンスを含むさまざまなラグジュアリー宿泊施設が点在。冒険を求める人も静寂を楽しみたい人も快適に過ごせるよう、専任のコンシェルジュが安全を確保しながらパーソナルな要望に応えるべくサービスを提供している。

 野生動物ガイドの専属チームが、16,500ヘクタールの広大なプライベート保護区を案内。アクティビティには、サファリ車に乗って野生動物を見に行くゲームドライブや、歩いて保護区を巡るブッシュ・ウォーク、星空の下での食事、パノラマ風景を楽しみながらのサンダウナーなど、この地ならではの体験が待っている。

 ジュメイラ・ブルジュ・アル・アラブが25周年を迎えた節目に展開するさまざまな試み。今ではドバイの象徴となったホテルの形状に開業当時みなが魅了されたように、今後もどんな演出で驚かせてくれるか楽しみだ。

2025.02.20(木)
文=CREA編集部