【Step11】スタイリング剤で仕上げ
つくり上げたスタイルを整える&キープ

ヘアアイロンで丁寧に仕上げたスタイルを美しいまま持たせるためには、スタイリング剤は必須。さまざまな剤形があるけれど、どう使い分けるべき?
「ミルクとオイルはどちらも、髪質を問わず使える万能アイテムではありますが、オイルはダメージが気になる人に特におすすめです。ダメージ部が乾燥しているからといってミルクを重ねても、なかなかツヤが出ない場合も……。オイルなら、ごく少量ずつ重ね付けして自分が望む質感に整えやすいと思います。
また、バームは重さがあるので、普通毛~硬毛の人に向いています。使うときはごく少量を手のひらに挟んで温めてから使いましょう」と大森さん。
使う量となじませ方は? 「基本的には髪の長さの中間から毛先になじませられる量が目安。両手の指の間にまでなじませたら、くし形にして首の後ろ部分から毛先に向かってなじませます。この部分は、枕との摩擦などで意外とダメージを受けていてうねりが出やすい部分だからです。この後、余った量を表面になじませます。最初から表面になじませるとベタついたり、塊になってしまうので注意です」(大森さん)
ヘアオイルのなじませ方を動画でチェック!
ヘアミルクのなじませ方を動画でチェック!
おすすめのヘアミルク3選
●オブ・コスメティックス ヘアミルクオブヘア・5.5Ma

パーマやカラーリングでダメージを感じる髪に、タンパク質をチャージするアミノ酸誘導体やオーガニックアルガンオイルなどの保湿成分で、指通りのよいハリのある髪に導く。マグノリアの香りで優雅な気分に。
オブ・コスメティックス
電話番号 03-6274-6621
https://ofcosmetics.co.jp/
●ワフィト コンディショニング ヘアミルク

植物由来成分配合のアイテム。パサつきの気になる髪をドライヤーの熱ダメージから守り、ツヤのあるしなやかな状態に整える。マンダリンやラベンダー精油の清々しい香り。
ワフィト
お問い合わせ info@waphyto.com
https://waphyto.com/
●ケラスターゼ クロノロジスト テルミック

ヘアサロン専売品ブランドの最高峰シリーズのヘアミルク。乾燥やツヤの減少、ダメージなどに多方向からアプローチし、ゴワつきを抑えてなめらかな髪へ整える。とろけるような質感で、なじませやすいのも◎。
ケラスターゼ
電話番号 03-6911-8333
https://www.kerastase.jp/
おすすめのヘアオイル3選
●アマトラ アフィア テクスチャーオイルN

毛質構造に着目し、ダメージ毛でもしなやかに整えるヘアサロン専売ブランドのオイル。さらりとなじみながら水分バランスを整えてうねりにくい髪に導く。ボディ使用も可能なノンシリコン。
アマトラ
電話番号 03-6228-5685
https://amatora.jp/
●トラックオイル カシス&バジル

天然由来成分高配合のヘアオイル。ドライヤーやヘアアイロンの熱を味方にするヒートケア成分(メドフォーム‐δ‐ラクトン、γ-ドコサラクトン)の働きで、髪のうねりを健やかな状態に導く。ハーバルな香りで気分もリフレッシュ。顔のブースターオイルとしても使用可。
ジョエルロティ
電話番号 06-6300-7920
https://joelroty.com/
●デミ コスメティクス UTAU リッチオイルセラム

100%植物由来のさらりとしたテクスチャーの美容オイル。サジー、アーモンドなど8種のオイルが硬くなった髪をしなやかに整える。スキンケアオイルとしての愛用者も多数。ハーバルフローラルの香り。
日華化学(デミ コスメティクス)
フリーダイヤル 0120-68-7968
https://www.demi.nicca.co.jp/utau/
増本紀子(ますもと のりこ)
美容エディター&ライター。alto代表。4つの出版社勤務を経て、独立。雑誌やメーカーのリーフレットなどで、スキンケアからインナービューティまで幅広い美容記事の編集・執筆を行う。雑誌CREAでも多数の記事を執筆している。

Column
増本紀子のビューティレスキュー
肌年齢マイナス25歳の美肌を誇る美容エディター&ライターの増本紀子さんが、季節ごとのビューティのお悩み解決に役立つ厳選アイテムやとっておきのケア法をお届け!
2025.02.21(金)
文=増本紀子(alto)
撮影=釜谷洋史
モデル=藤田雅馨(CREAアンバサダー)