チョコなのにスパイシー!? 甘さをぐっとおさえたダークショコラ

 岡田倖歩さんが選んだのは、唐辛子やガーニック、黒こしょうなどのスパイスがたっぷり練り込まれた生チョコレート。希少なタイ産のカカオ豆を低温発酵したショコラは、ワインやウイスキーなど、晩酌のときのおつまみとしてもぴったり。「ナイトカカオ」と名付けられているのは、夜にカカオを摂ると安眠効果やリラックス効果も期待できるところから。パートナーと過ごす夜にもおすすめです。

【Night Cacao】生チョコレート(スパイスミックス) 2,808円(税込)

https://cake.jp/item/3419082/

「入っているのは、プレーンな生チョコレートのほか、唐辛子やガーリックの入った〈チリ〉と、体を温めるスパイスを組み合わせた〈ジンジャー〉の3種類。オリエンタルな味わいで、カカオ本来の甘みや香りもダイレクトに感じられます。ワインといただくチーズのような感覚で食べることができ、本当に新体験! 甘いものが苦手な男性にも喜ばれそうですし、薬膳などが好きな健康志向の女性にも楽しんでもらえそう」(岡田さん)

大人っぽさを感じるショコラ2種

 藤田いおなさんセレクトは、今話題の日本酒「獺祭 磨き二割三分」を使用したボンボンショコラ。山口県が誇る名酒・獺祭を贅沢に使い、お米の甘い香りが感じられるチョコレートに仕上げました。日本酒を升で飲むときに塩を添えるのをイメージし、フルールドセルをトッピング。塩気がカカオの甘みのなかで際立ち、さらにチョコレートをおいしくしてくれます。晩酌代わりに食べるのにもちょうどよく、お酒好きなパートナーにもおすすめです。

【ショコラティエ パレドオール】獺祭ショコラ6個 3,240円(税込)

https://cake.jp/item/3402645/

「日本酒が入っていますが、かといってお酒くささはまったくなく、日本酒は飲めない……という人にもおいしく食べられる不思議な味。トッピングされている岩塩が、食べたときにチョコレートの甘みがよりおいしく感じられます。人気の商品ですし、どんな味なのか食べてみたい! と興味を持つ人も多いと思うので、差し上げ甲斐がありそう」(藤田さん)

 もうひとつ選んでいただいたのが、東京自由が丘にあるビーントゥバーの専門店「マジドゥショコラ」の生チョコレート。カカオ豆生産者の生活向上も考え、ダイレクトトレードを目指してチョコレートを製造しています。開店以来の看板商品・NO.4は、ブロンドチョコレートを使い、キャラメルのように仕上げました。

【マジドゥショコラ】NO.4(ブロンド) 8個入 1,400円(税込)

https://cake.jp/item/3402549/

「サイズがコンパクトでバッグにも入れやすく、厳選されたカカオ豆を使っているのに価格も良心的なので、何人かの人に配るときにぴったり。整然としたシンプルなかたちが美しく、一粒でしっかり満足できるような濃厚さです。濃く淹れたコーヒーや紅茶とも相性がいいですよ」(藤田さん)

2025.02.01(土)
文=吉川愛歩
写真=深野未季