こちらであれば音量を1%刻みで変更できるので、聞こえるか聞こえないか分からないほど小さな音量でBGMを流したい場合などに重宝します。このほか、Siriを使って音量をパーセンテージで直接指定する方法もあります。

その3:フォルダにまとめたアプリそれぞれの通知件数を知るワザ

 さまざまなアプリをひとつのフォルダにまとめていると、各アプリの通知件数が合算で表示されてしまいます。どのアプリから通知が届いているかを確認するために、毎回フォルダを開くのはちょっと不便です。

 この場合、フォルダを長押しすることによって、それぞれのアプリごとに通知の有無を知ることができます。個別の件数までは表示できませんが、フォルダを毎回タップして開き、また閉じるという操作を繰り返すよりは簡単なので、特定のアプリで連絡が届くのを待っているようなケースでは重宝します。フォルダでアプリを分類している人は知っておきたい機能のひとつです。

 

その4:情報表示系のウィジェットをロック画面にも表示するワザ

 iPhoneのロック画面といえば、ふだんは日時が表示されているだけですが、実はウィジェットを配置できることはご存知でしょうか。

 天気の表示など、情報表示系のウィジェットをここに表示しておけば、ホーム画面に配置しておくのと異なり、わざわざロックを解除しなくとも情報を参照できるようになります。

 またこのウィジェットからそのアプリを直接開けるようになるため、利用頻度の高いアプリを登録しておくことで、ショートカットとしても役立ちます。Googleマップのほか、PayPayもロック画面へのウィジェット配置に対応していますので、使わない手はありません。

その5:読み方のわからない漢字を入力するワザ

 漢字の読み方が分からないせいで、入力できずに困ってしまうことはよくあります。当てずっぽうに読み方を入れて変換してみるというのでは、いつまでかかるか分かったものではありません。

2024.08.14(水)
文=山口真弘