◆高千穂峡のライトアップ
高千穂峡は阿蘇山から流れ出た溶岩が浸食してできた峡谷で、独特の渓谷美で知られる国の名勝・天然記念物。
峡谷内にある真名井(まない)の滝とともに毎夜ライトアップが行われ、色とりどりのライトで照らされた静謐な姿を見せる。
断崖がそそり立つ渓谷と真名井の滝を手こぎボートで楽しむのが有名だが、ライトアップされた高千穂峡もおすすめだ。
高千穂峡のライトアップは日本夜景遺産(ライトアップ部門)にも認定されており、年間を通じて行われているが、特に夏の時期は竹灯籠も並んで更に幻想的な雰囲気に包まれる。
毎日午後10時まで行っており、高千穂神社で行われる『高千穂神楽』の後に楽しむこともできそうだ(5月初旬~6月下旬のホタル乱舞期を除く。例年夏休み前の海の日の3連休から9月中旬まで開催)。
高千穂峡のライトアップ(たかちほきょうのライトアップ)
所在地 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井御塩井
https://takachiho-kanko.info/
◆西都原古墳群のヒマワリ
西都原古墳群は、西都市にある広大な特別史跡公園。大規模な古墳群と調和した自然の景観がすばらしく、夏には古墳の周りの約6.5ヘクタールの敷地にヒマワリの花が咲き誇る。
日本遺産に認定された国内最大級の古墳群で、夏になると約100万本のヒマワリが咲き、青空とのコントラストが美しい。背丈が低い品種のヒマワリのため、まるで黄色いヒマワリの絨毯の上に古墳が乗っかっているような、西都原ならではの景色が魅力だ。
残念ながら、2024年は土づくりのため中止とのこと。来年以降の絶景の復活を待ちたい。
※見ごろの時期:7月中旬頃
西都原古墳群のヒマワリ(さいとばるこふんぐんのヒマワリ)
所在地 宮崎県西都市三宅4941-1(西都原ガイダンスセンターこのはな館)
https://www.saito-kanko.jp/tourisms/ヒマワリ(西都原)/
※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。
今こそ行きたい!
「日本にしかない風景」再発見
2024.07.09(火)
文=CREA編集部
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