この記事の連載
巻き爪と足のケア
【ウカ直伝】二枚爪対策
●巻き爪になる原因
では、巻き爪矯正テープです。
行う前に私の巻き爪の状態を軽く説明しておきますと、3月に少し痛みを感じ、皮膚科を受診したところ、「治療するほどではないので、経過観察でOK」と言われたレベルの巻き爪です。
この時調べた情報によると、人の爪は元々内側に巻く性質があり、人によっては内側に巻いていきます。特に下(足裏)からの圧がかからないと、次第に巻いていくことがありうるとか。
つまり、私は不調時に約ひと月くらいもの長期にわたって、あまり歩かないで過ごしたので、その間に伸びた爪が皮膚に食い込み、痛みを発生させたと思われます。よって、普通の生活に戻れば、「巻き」も減ってゆく可能性があり、「経過観察」となったのでしょう。
![右が巻き爪矯正テープ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/5/-/img_1566da83997ed29127aafd48aa64763c144487.jpg)
![親指の爪に右のテープをつけます(サイズは3種類)。足が美しくないのはご了承を!](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/e/-/img_5e2671dd37d4e50a3b6be37f9c146372134162.jpg)
「巻き爪になる原因は様々です。にらさわさんのように歩かなかったことが原因でなる場合もあれば、先の細い靴を履き続けてなる人もいます。また、元々の爪の形が巻きやすい人もいますね」とは、担当してくれたネイリストの内山裕美子さん。
私はネイルをしないので全く知らなかったのですが、ネイルサロンではこの巻き爪矯正テープはポピュラーなものだとか。実際、ウカでもこのテープを10年くらい前から取り入れているそうです。
「巻き爪矯正テープをする人は、サロンでも一定数おられます。ひと月に一度サロンに通い、つけ替えていかれます」(内山さん、以下同)
つまり、一度貼ると基本的にはひと月程度は「もつ」テープだということでしょう。もちろん、個人個人の巻き爪の湾曲の度合いや生活習慣によって前後するのだろうとは思いますが。
●巻き爪矯正テープ
では、体験していきましょう。巻き爪矯正テープはオプションなのですが、接着剤を使うのでコースメニューで足を濡らす前の乾燥している爪につけます。なお、ここから美しくない足のアップ写真を多用しますが、説明のためなのでご了承ください!
![軽く爪を整えてからつける。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/4/-/img_740fc067df52fd7d00bad09dafc9f726381053.jpg)
軽く爪を整えたら、3種類のサイズの中から使う爪に合うものを選び、左右を削って調整します。
「爪の曲線に合わせてサイドを削ることで、よりはがれにくいテープになります」
![テープは、サイドを丁寧に削って調整する。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/5/-/img_35f2907cb7bd3fdebbaf69022f8452fe112738.jpg)
貼る場所は、痛みを感じるところよりも根元に近い場所を選びます。
「テープはグラスファイバー製。貼ったテープが元に戻ろうとする張力でゆっくりと爪を持ち上げて、巻いた部分を引き上げてゆくので、痛みが緩和されるという仕組みです」
で、実際に貼ってみたのがこちら。
![痛みを感じる場所より、根元に近い場所に貼る。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/c/-/img_1c6e2aa4a6a88fb81d0498514925c9c9301525.jpg)
テープが透明なのと、キレイに貼ってくださったおかげで、テープをしているとはまったくわからない仕上がりです。でもしっかり貼られているのです。
2024.06.09(日)
文・写真=にらさわあきこ