この4月から消費税が3%UPする予定です。働く女性にとっては、「まだ実感がわかない」というところも多いでしょうが、3月31日に買うか、4月1日に買うかで多くのものの値段が変わってきます。必要で、かつ値崩れしにくいものや値上がりが決まっているものは事前に入手しておくのもかしこい方法です。今回は増税前に買っておくとよいもの、そうではないものを一緒に考えていきましょう。
○買っておくとよいもの
JR・大手鉄道会社の運賃やアミューズメントパークの料金(東京ディズニーランド・東京ディズニーシー、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、etc……)など、すでに値上がりが決定しているものは、必要があれば3月末までに購入しておくとよいでしょう。有効期限内であれば4月以降も利用することが可能です。
CREA読者へのおすすめは、化粧品、美容サービス、保険適用外の医療サービスなどの準備です。おしゃれも楽しみたい働く女性にとって、美容費は1カ月の支出のなかでもかなりの割合を占めるのではないでしょうか。デパートで高額化粧品を購入している人は3月末までにまとめ買いをしておくのもよいでしょう。脱毛、エステ、ホワイトニングなどの保険適用外の歯の治療、人間ドックなど、美容や医療サービスを増税前に受けておくのもよいですね。
習い事や読書が趣味という人は、カルチャースクールや資格学校の費用を払っておいたり、雑誌の定期購読をするのも手ですね。定期購読をすれば、その後に価格の改正があっても払い込んだ時の料金で契約期間は雑誌を読むことができます。また、定期購読割引を受けることもできます。
気になる家電製品に関しては、値崩れしにくい白物家電やブランド家電は増税前に購入を検討してもよいでしょう。白物家電とはエアコン、冷蔵庫、洗濯機などのことです。ブランド家電とはルンバ、ダイソンなどの高額品。特にブランド家電はセールになることが少ないですから、ずっと欲しかったという人はこれを機に買っておくのもよいかもしれませんね。
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2014.03.09(日)
文=花輪陽子
写真=Art Allianz / Shutterstock