9)挨拶や注文の確認などコミュニケーションの向上をはかる(特に女性客への配慮など)
10)上記を絶え間なく改善し、何度もリピートして認知度を上げていく
「そばうどん一丁目一番地」では(1)~(6)、(9)などはクリアしていると思う。あとは(7)、(8)、(10)に注力するべきだろう。幸い息子さんがSNS対応はやってくれるという。もともとポツンと一軒家の立地であり、そう簡単には集客できない。店主にはどうかもうひと踏ん張りしてもらって、おいしい味を広めて商売繁盛につなげてもらいたいと思う。
店主からのメッセージ
最後に店主からメッセージをいただいた。「とにかくそばうどんをおいしい天ぷらで召し上がって頂きたいと思っております。食材は旬のもの・季節のものをそろえています。もともと魚の仕事もしており旬にはこだわっています。そうした食材を一番おいしく食べるには揚げたてが一番です。旬の天ぷらもご用意しています。どうか是非一度足をお運びください。よろしくお願いいたします」
「縁起の良い名前で地域で一番の人気店になる」という店主の思いで店名を付けたそうだ。見沼代親水公園駅から20分ほどのポツンと一軒家の大衆そば屋「そばうどん一丁目一番地」はさて生き残ることができるだろうか。私はできると確信しているし、大いに応援していこうと思う。一応、訪問時は下記連絡先に電話やショートメールで問い合わせすることをお勧めします。「フラれると 途方にくれる ポツンそば」である。
2024.05.08(水)
文=坂崎仁紀